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PROJECT04 世界初、民間国際ロボット救助隊を創ろう編 パート3:ひまわりの、あたたかくも強い意志 page02
民間救助隊である○と×
ファンタジー営業部の人間は30代も半ばを超えた人間が中心のはずだが、今日ばかりは修学旅行生のごとくウキウキ大騒ぎしながらモノレールに揺られ羽田に向かう。お待ちいただいていたのは、こちらのお二人。
 
ANA 客室本部 品質サポート推進室 品質企画部
ANA 客室本部
品質サポート推進室 品質企画部 主席部員 浅井 一郎 氏(右)
ANA 客室本部
品質サポート推進室 品質企画部 大澤 典子 氏(左)
©ANA
D職員 D職員: いや、今回は思いがけずもCAさんとお打ち合わせできることになり光栄です。
B主任 B主任: うそや。お前、最初から言うてたやないか。「今回のプロジェクトはそれだけが楽しみ」て。
C主任 C主任: しかし国際救助隊でも民間便である以上、CAさんに乗っていただく必要があるんですね。
浅井氏 浅井氏: 客室乗務員の搭乗人数(編成数)に関する取扱いは、国土交通省航空局発行の「運航規定審査要領細則」に基づき、飛行機の型式毎に一定の基準に従い適切に定めることとなっています。当社における国際線運航が可能な機材は、現在全て50席以上を有していますので、2階席がない機種であれば、いくつか考慮すべき点はあるものの「客席数を50で除した数(端数切り上げ)」が客室乗務員数の必要数になります。言い換えれば、「飛行機の客席数50席毎に1人の客室乗務員を乗務させること」が基準となります。
B主任 B主任: 「こんな客少ない便なら、スチュワーデス減らして、金安うせいよ」なんて文句言う、わかってない酔客とかいて大変でっしゃろ?
D職員 D職員: あ、それ、自分のことでしょ?
大澤氏 大澤氏: (無言でニコニコしている)
浅井氏 浅井氏: ところが今回はチャーター便扱いですよね。するとその場合は「客席数」を「搭乗旅客数」と読み替えることが出来ますので、お客様50人に対して1人の客室乗務員が乗務すればいいんです。
C主任 C主任: 搭乗旅客が1人だけの場合でも、CAさん1人必要ということですか。
浅井氏 浅井氏: そうなります。ただし「運航規定審査要領細則」に基づいた社内規定にて「貨物のみを輸送する場合の取り扱い」として、社用航空券を有する者のみで、搭乗者数9名以下の場合は、客室乗務員は不要と定めています。
B主任 B主任: てことは、ロボットや資機材だけをANAさん関係者に運んでもらう場合は、CAさんがいらん場合もあると?
浅井氏 浅井氏: そうですね。まとめますと救援物資などを輸送する目的での貨物チャーター便に、社用航空券を所持した者のみが搭乗するのであれば、搭乗者9名までは客室乗務員0名、10〜50名までなら1名、以降搭乗者が50の倍数を超える毎に1名追加で運航は可能です。
D職員 D職員: 各レスキューロボット1台に2人は必要な印象でしたね。搭乗者9名以下とは考えにくいかな。
C主任 C主任: 機長さんは機種ごとに資格が必要と教えていただきましたが、CAさんでも同様ですか。
大澤氏 大澤氏: 国が認めた社内基準が機種ごとにあって、それをパスしないと乗務できませんね。
C主任 C主任: その理由は、主に緊急時の誘導などですか?
大澤氏 大澤氏: そうですね、ドア操作も異なりますし。
D職員 D職員: あの、何て言うんでしょう、「食事作る場所」も違う感じですよね。
大澤氏 大澤氏: そうですね。ギャレーと呼びますが、あそこも違いますよ。
D職員 D職員: 大澤さんはどのくらいの機種に乗れるんですか?
大澤氏 大澤氏: 今、ANAで飛んでる飛行機は全て*6です。
C主任 C主任: CAさんの雇用体系も以前とはずいぶん異なっていると聞きますが。
大澤氏 大澤氏: 当社の場合ですが、まず契約社員で3年、4年目に長期社員となります。よくドラマなんかに出てきますけど、ペーパー試験や実技訓練センターでの試験もありますね。国内線と国際線の差は主にサービス訓練になります。分かりやすいところでは「英語」ですよね。
B主任 B主任: そういや、よく「この中にお医者様いらっしゃいませんか」てなシーンがドラマにでてますけども・・・
大澤氏 大澤氏: 結構お医者様が搭乗されているケースは多いですね。
B主任 B主任: ほんじゃ機内でオペとか出産立会いとかのご経験がお有りでっか?
大澤氏 大澤氏: それはないですけど、鹿児島から北海道への乗務の時、急病の方がいらっしゃって、名古屋空港にダイバート*7したことはあります。
C主任 C主任: お医者さんがいなかった場合は大変ですね。
大澤氏 大澤氏: 航空機には主に客室乗務員が使用するMedical Kitや簡易薬品などのほか、医師が使用する注射器などを含むDoctor’s Kitや医療器具が入っているResuscitation Kitが搭載されていますが、お医者様でなければ最後の2点は使用できません。
D職員 D職員: CAさんが通常されているこういった関係の訓練はどのようなものですか。
大澤氏 大澤氏: 心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)*8ですね。
B主任 B主任: うちの現場といっしょやな。今、思いつんたんですけれども看護師資格をお持ちのCAさんていらっしゃるんですかね。
大澤氏 大澤氏: いると思いますよ。社として教育しているわけではありませんが、転職で入社した者や個人ベースで取っている者がいる可能性はあります。
C主任 C主任: その方は国際救助隊の隊員決定ですね。
D職員 D職員: (ナース資格を持つCAさんか・・・マニアな人にはたまらんだろうな)
大澤氏 大澤氏: それから当社は国際線においてはMedLinkを導入してまして、機内で急病人が発生した場合、必要に応じて米国のMedAire社から、無線などを通じてご病気の方への医療アドバイスを24時間受けられるようになってるんです。
B主任 B主任: そりゃ、まんま国際救助隊に導入してもいいくらいやね。
C主任 C主任: ところで、国際線で楽しみな「機内食」なんですがね、あれは、そのギャレーで作るわけですか。
大澤氏 大澤氏: そうですね。機種によっても異なりますけど、オーブンで焼く場合もありますし、あるいは通路でお客様にお配りする「カート」の中で予め温めることのできる「ヒーティングカート」というものを使うときもあります。
B主任 B主任: ヒーティングカートは便利そうやね。
大澤氏 大澤氏: ただそういった機能が付いていることもあって、カート自体に結構な重量があります。
D職員 D職員: 重い?
大澤氏 大澤氏: そうなんです。特に機種や条件にもよりますが、基本的に飛行機は水平飛行時でも若干機首を上げて飛行していますので、となると延々と登り坂を押しながらサービスすることになります。
C主任 C主任: ハードワークですね。
B主任 B主任: 食事でたまーにやけど「チキン」いうても「ビーフしかありません」って言われたりしてがっかりすることありますなぁ。
D職員 D職員: あ、やっぱり典型的「感じの悪い客」だ。
大澤氏 大澤氏: 申し訳ありません。
浅井氏 浅井氏: 路線毎にどのような配分で食事が選ばれたかという傾向は把握しているのですが、なかなかお客様の嗜好ですので難しい面もありまして。
大澤氏 大澤氏: やっぱり外地発は和食が多いとか、そういうノウハウの蓄積も進んでるのですが。それは申し訳ありませんでした。
B主任 B主任: いえいえ。皆さんの苦労もよーう分かった。海外旅行やと、たとえエコノミーでもこっちは奮発しとるさかいに、ついついCAさんにもムッとした態度、とってまう時ありますな。反省や。
大澤氏 大澤氏: 機内食の話で言えば、機内に出張等で社員が搭乗してたりすると、その分をバッファ(緩衝器)としてより多くのお客様のお好みに応えることが出来ますね。
(ここで今回のANAさん側インタビューの全体コーディネーターであるANA総研の堀口さんが口をはさむ。)
 
すべてのインタビューにお付き合いいただいた堀口さん(左端)
すべてのインタビューにお付き合いいただいた堀口さん(左端)
©ANA
堀口氏 堀口氏: そう。もう社員なんてね、機内食選べない。「これでいいでしょ!」「はいっ」の世界。
大澤氏 大澤氏: (笑いながら)そうですよね。当然お客様最優先ですから。
堀口氏 堀口氏: 俺、隣のお客様に心配されたことあるもの。「あんた、何かしたの?」って。
(一同爆笑)
B主任 B主任: いやいや、ご苦労でんな。
C主任 C主任: 被災地で、このギャレーを利用して被災者や隊員や暖かい食事を供給することは可能ですか。
浅井氏 浅井氏: (検疫上の問題をクリアしたと仮定して)搭載する機内食には品質保持期限がありますので、その期限内であれば可能です。あくまでお配りする方が空港のすぐ近くにいらっしゃるというのであれば。もっていくまでに多少冷めるとは思いますけれども・・・。
大澤氏 大澤氏: 量的にも座席数×2が最大ですね。
C主任 C主任: そうか、あまりいいアイデアじゃなかったか・・・。
D職員 D職員: いや、でもANAさんの機内食、エコノミーでもおいしいから場面によっては喜ばれますよ。
B主任 B主任: そやな。疲れた隊員さんたちにはええ気分転換になるかもしれんし。ま、ANAさんお得意の「お湯」も段取りしてもらってやな。
一通りインタビューが終了すると、ANAさんのご厚意で、CAさんの控え室を見せていただけることとなった。喜びと緊張が入り混じり落ち着かなくなる部員達であったが、着いてみると目に入ってきたのは・・・
 
CAさんの控え室
どれが誰のだか、わからなくなっちゃったりしないんでしょうか
©ANA
C主任 C主任: いや壮観ですねえ。かばんとCAさんだらけ。
浅井氏 浅井氏: 朝など便数がもっと多い時はこれより多いですよ。
B主任 B主任: 戦場やな。
D職員 D職員: CAさんを一度にこれだけ大量に見たことがないもので、なんか落ち着きません。
浅井氏 浅井氏: ここに配属される男性社員も、最初はみんなそう感じるようですよ。
撮影中も、多くの人に声をかけられては、笑う様子が印象的でした
撮影中も、多くの人に声をかけられては、笑う様子が印象的でした
©ANA
ANAさんでは常にお客様に顔を向ける企業グループでありたいとの思いから、常に太陽に顔をむける花「ひまわり」をシンボルに「ひまわりプロジェクト」を実施されている。よく見るとこの写真でも後ろにひまわりがあるのはそういう訳だ。浅井さんも大澤さんもまさにその通りだったなぁと、帰りのモノレールで確認し合うファンタジー営業部員達であった。
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飛行機を飛ばすANA
いよいよ国際救助隊の主力機を決定するときが来た。なんとも難しく悩ましい課題に対し、粘り強くその答えを考えてくださったのは、以下のお三方。
ANA 整備本部 技術部 技術企画チーム 主席部員 岡本 真悟 氏
ANA 整備本部
技術部 技術企画チーム 主席部員 岡本 真悟 氏
©ANA
ANA 整備本部 技術部
ANA 整備本部
技術部 技術企画チーム 泉 順二 氏(右)
ANA 整備本部
技術部 客室技術チーム 寺田 武正 氏(左)
©ANA
B主任 B主任: お忙しいところ、なんだか難しい話ですみませんなぁ。
C主任 C主任: 一つは航空機が被災国で「出先基地」、つまり電力や飲料水の供給や調理設備、あるいは簡易宿泊施設などとして機能できる可能性についてを、もう一つはこの国際救助隊の主力機としてどの機種が最適なのかをお聞かせ願いたいのですが。
堀口氏 堀口氏: まず確認ですが今回の国際救助隊、謎の大金持ちが資金は出していただけるのですよね。
D職員 D職員: そうですね。でも、何でですか?
堀口氏 堀口氏: となると、飛行機は新たに買っていただきたいんです。
C主任 C主任: え、そうですか。ANAさんの機材の予備を使わせていただけると効率がよいかと考えてましたが。
堀口氏 堀口氏: 飛行機は皆様が予想されている以上に無駄なく運航管理され、使用されてるものですから余裕がないんですよ。例えば事前に救助隊の出発日時が確定できるなら調整も可能なんとか可能かもしれませんが、救助隊として、それは無理な話です。
B主任 B主任: ・そやね。それは難しいですなぁ。
堀口氏 堀口氏: という理由で是非、専用機を買いましょう。
D職員 D職員: ・・・何だか、これまでになく、豪勢な会話ですね。
C主任 C主任: では専用機は買うということで、さて、その飛行機が出先基地として機能できるか教えていただけませんか。
泉氏 泉氏: 電源車としての利用は現状で100Vでパソコン用に数アンペアしか供給できないんですよ。
D職員 D職員: え、あれだけパワフルなエンジンがあってですか?
岡本氏 岡本氏: 747の場合、4発あるエンジンにそれぞれ90KVAの発電機が1台、APU(補助エンジン)に90KVAが2台装備されていますので、数字上は合計540KVAの発電が可能ですが、電圧115V、周波数400Hzが基本となっており、そのままでは家電用品は使用することができないんですね。
B主任 B主任: やっかいでんな。
泉氏 泉氏: それで家電用品に使用できる電源となると、機内清掃用の掃除機コンセントや化粧室の髭剃り用コンセント、そしてシートに装備されているパソコン電源用コンセントから取れる程度になる、というわけです。
C主任 C主任: 水はどうですか?
岡本氏 岡本氏: これも一番大きな容量を持つ747型機の国際線仕様でも100ガロン程度のタンクが4本ですから合計400ガロン、約1500リットル程度しか給水できないんですね。小型給水車1台にも満たないわけです。
B主任 B主任: な。飛行機を基地代わりにするの、もうあきらめぃ。そのために建設会社の我々がここにいるんやから。
D職員 D職員: じゃあ仕方ないとして・・・いよいよ、救助隊の主力機決定!どの瞬間ですね。
泉氏 泉氏: まず救助隊ですから貨物が多いと予想すれば貨物専用機ですね。フレイターといいますけれども、今、当社で飛んでいるものですとB767のフレイターがあります。
ANAさんのB767フレイター
ANAさんのB767フレイター。客室の窓がありません
©ANA
岡本氏 岡本氏: その他、現時点で購入できるものはB747のフレイター。それとB777のフレイターも2年後には出てきます。
C主任 C主任: 確かにロボット中心の国際救助隊になるわけですが、そのロボットがオペレーションで結構人をも必要としそうなんですが、そのフレイターに人は乗ってもいいのですか?
泉氏 泉氏: いや、まずいですね。
堀口氏 堀口氏: 以前「貨物積載用のパレットに座席を設置することでフレイターを旅客にも」なんて話無かったですっけ。
泉氏 泉氏: その場合、酸素マスクなど必要な装備をどうするかですよね。
B主任 B主任: B747より大きな飛行機はありませんの?
寺田氏 寺田氏: エアバス社のA380。2階建てで有名なやつですが、あれのフレイターも1、2年後に出てきますよ。
岡本氏 岡本氏: あと、ちょっと特殊なものでは、今度ボーイング社でB787という飛行機が生産されるのですが・・・あ、そのB787の1号機は当社のものですけれども・・・それは日本を含めた世界中のメーカーが部品を製造して最後にアメリカへ集めるのですけれども、その胴体の一部や翼などは日本で作ることになりまして。
D職員 D職員: そんな大きな部品をわざわざ日本でつくるんですか。
岡本氏 岡本氏: そうなんです。でそれらを空輸するためのスペシャルな747が今、改造されてます。
泉氏 泉氏: B747LCF(Large Cargo Freighter:ラージ・カーゴ・フレイター)ですか。操縦席の後ろから胴体がグンと太くなってるやつ。どっかに絵がありましたね。
岡本氏 岡本氏: ボーイングさんのホームぺージで検索すればあるよ。あれはたくさん積めるから国際救助隊にはいいですよ。
B主任 B主任: おおっ。ではそれが我々救助隊の主力機になると。
堀口氏 堀口氏: まあ、そうでしょうね。B747ベースですから操縦など極端に異なることはないでしょうし、有利です。
寺田氏 寺田氏: ただ・・・ですね個人的に気になるのは、LCFが大きいのは良いんですけれど、それに通常の空港では見かけない、目的に特化した特殊改造機という存在ゆえ今回の国際救助隊にふさわしく思えるのもよく理解できます。しかし、被災地空港の荷降施設が適合できない場合も想定しないと結局使えないということになりませんかね。それとB747では滑走路長でも着陸に制限を受けますでしょ。だからB767FかB777Fが結局、使いやすいのではないかと。
岡本氏 岡本氏: これまだ、きちんと救助隊の編成、隊員やロボットの数や建設機械の種類など決まっていないんですよね。これが決まれば、案外B767で十分かもしれないですね。
堀口氏 堀口氏: ただ今回は搭乗旅客も多いことが予想されますから、コンビが良いのではないかと。
B主任 B主任: コンビ?
泉氏 泉氏: 旅客と貨物の折衷型の事です。欧米では実際に飛んでいるのですが、運用がむつかしいらしいですね。
岡本氏 岡本氏: コンビタイプ自体は何の問題も無いね。
寺田氏 寺田氏: あと、私が知っている範囲では、DC-10を改造してシートや各種医療機器を特別に装備させ、つまり「空飛ぶ眼科病院」にして世界中を飛び回り、特に途上国の方々を盲目の危険から救っている活動をしている組織があったと思います。だから我々が考えている以上の、大胆な改造や運用も可能かもしれませんね。
C主任 C主任: では結論として、救助隊の確定編成にもよるが、最大で3機種を全て買ってもらい、場合によってはコンビタイプやそれ以上に改造の上、納入してもらう、とすれば完璧ですかね。
D職員 D職員: ・・・う〜ん。何度聞いても、豪勢な会話ですね。
堀口氏 堀口氏: 純粋な航空会社ではありえない話ですが、この救助隊に限ってのとりあえずの結論はそうでしょう。これはいずれ、もう少し検討して、決着つけましょう。
最後にこの方を紹介せねばなるまい。
株式会社ANA総合研究所 業務部 主席部員 堀口 睦史 氏
株式会社ANA総合研究所
業務部 主席部員 堀口 睦史 氏
©ANA
「今までのような「面白いだけ」の検討であれば協力しなかった。今回の第4弾は社会的に大きな意義があると思うから、お請けしたんです。」
今回の壮大なタダ仕事に意味を見出し、ANAさんの窓口として面倒なインタビュー調整(特にANAさんは大きな組織なのでご苦労かけたと思います。)にはじまり、全てのプロデュースまでして下さった堀口さん。本当にありがとうございました。もう少しばかりご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします。

以上、国際民間ロボット救助隊は、関西空港の空港島内に基地が建設され、使用機は最大でボーイング社の3機種を新規購入。嬉しい事にほとんどの場合にCAさんもご搭乗いただくという結論となった。
実は今回、ANAさんにしていただいた検討は膨大な量であり、本Part03ではご紹介しきれておらず、今後、また少しずつご紹介させていただく予定である。次回は、被災地において大きな威力を発揮する建設機械について、コマツさんにいろいろとご検討いただきます。
次回ファンタジー営業部 国際民間ロボット救助隊編「Part04 人と機械が手を結ぶということ」
9月29日(金)公開予定。どうぞお楽しみに。
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ANAで飛んでる飛行機全て:*6
正確にはB747-400、B777、B767、A320、A321。ANAさんの機内誌「翼の王国」に乗っているB737、DHC-8、F50についてはANAさんグループ会社のCAの方々が乗務されています。
ダイバート:*7
目的地以外の空港に着陸すること。ダイバージョンともいう。ちなみに出発地空港に引き返した場合はエアターンバックといい区別する。
AED
(自動体外式除細動器):*8
AED(Automated External Defibrillator)自動体外式除細動器は、突然心停止状態に陥った人に対し、使用(電極を装着)することでコンピュータが心電図を自動的に解析し、電気ショック(通電:除細動)が必要か否かを判断し、必要な場合はボタンを押すことにより、そのまま電気ショックが実施されるという器械。
 
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