2011年11月02日Web Plus工法、構造評定取得

当社は、鉄骨の省資源化工法である「Web Plus工法(薄肉ウェブ鉄骨大梁の端部補強)」の構造評定を株式会社都市居住評価センターで2011年10月に取得しました。また、同工法を来年2月着工予定である地上16階建て事務所ビルに初適用する予定です。

 

本工法は、鉄骨系建物の大梁に使われるH形鋼のウェブに簡易な補強を行うことで薄肉化して、従来の建物と同じ耐震性を確保した上で、鋼材量の削減を図る工法。地上部の延べ床面積が5000m2の事務所ビルで鋼材の削減量を試算すると、これまでの鉄骨造と比較して12kg/m2の削減効果があります。これをCO2換算すると、建物で66ton(建設時のCO2総量の2%強)のCO2削減効果が得られます。

 

本工法が対象としている建物は、事務所、店舗、物流施設、工場など鉄骨系建物で、多くの新規着工物件への適用が見込まれます。また、補強が簡便であることから、既存建物でも適用が可能です。

 

鉄骨系建物の新築あるいは既存建物の耐震補強などお考えのお客様、是非一度、当社までお問い合わせ下さい。

 

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