2014年04月14日地震災害における病院の防災能力を簡易的に診断するシステムを開発

当社は、地震災害に対する病院の防災能力を簡易的に評価し、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)策定をサポートする「病院防災能力簡易評価システム」を開発しました。

地震災害発生時に継続できる病院の機能を「入院患者」および「救急患者」別に、各3段階で定量的に評価するとともに、効果のある建築・設備などのハード的なBCP対策を提示することが可能となりました。

東日本大震災以降、地震後の病院機能維持への関心が高まり、BCPを策定した大規模病院の割合は増加したものの、中小規模病院における策定割合は僅かとなっています。

本システムは、その中小規模病院における現状の施設防災能力の把握と、BCP対策実施の効果を定量かつ簡易的に評価できます。評価する建物の住所など立地条件、建設年や規模などの建物条件と、簡単なアンケート(設備的・運用的項目)結果を入力することによって、その場で評価結果を得ることができます。

これまでは、病院機能の維持不能要因が明確化できず、無駄なBCP対策で思ったような費用対効果が得られないなどの問題を抱えていましたが、本システムにより、病院の規模や地域における役割などに応じた、最適なBCP対策導入を可能にします。

今後、営業活動の初期段階において本システムを利用し、実効性のあるBCP対策策定をサポートします。

 

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地震災害における病院の防災能力を簡易的に診断するシステムを開発

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