2019年05月29日LPWA通信サービスを展開中のベンチャー企業 センスウェイ株式会社への出資について~情報通信技術によるスマート社会の構築を目指し、MAEDA SIIとして出資~

<概要>

 前田建設工業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:前田操治、以下 前田建設)は、平成31年4月、LPWA通信の一種であるLoRaWANテクノロジーを利用したIoT通信サービスを展開するベンチャー企業のセンスウェイ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:神保 雄三、以下 センスウェイ)に出資いたしました。さまざまな社会課題の解決に取り組むベンチャー企業などに出資する独自の仕組みである「MAEDA SII(Social Impact Investment)」により拠出しています。

 

<詳細>

 センスウェイが保有するLPWA(Low-Power Wide-Area network:省電力長距離無線通信)の一種であるLoRaWANTMは、長距離・低消費電力のデータ通信を低価格で実現することができるIoT向け無線通信技術であり、大量のセンサーを無線でつなぐことが可能です。第4次産業革命と言われているIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の世界では、通信ネットワークの利用を前提としたIoTソリューションによるスマート社会がより身近な存在として普及すると予想されていますが、通信インフラの整備や高い通信コストがネックになると考えられています。センスウェイが保有するLoRaWANの技術が、人間生活の向上や様々なサービスの実現が期待されているIoT社会の拡大に貢献するものとして、大きな期待が寄せられています。

 

 

 センスウェイは、前田建設がICI総合センターの開所を記念して平成31年2月15日に開催した「ICIイノベーションアワード」において、「長距離送受信可能なLPWAを活用したIoTシステムによる、地域の課題を解決する自治体運営支援サービススマートシティ・オペレーション・システム」を提案し、最終審査会で授与されるファイナリスト賞を受賞しました。

 当社はセンスウェイと共に、安心・安全と豊かな生活を実現する技術として社会インフラの維持管理や交通機関、医療・介護、製造業、農林業、環境問題等、地域の運営や人々の生活に関連する幅広い領域の課題を解決する自治体支援サービスの事業化に取り組んでまいります。

 当社は、2015年よりMAEDA SIIを通じてベンチャー企業などへの出資を行っており、今回は10件目の案件となります。

 

<出資先企業の概要>

名   称 センスウェイ株式会社
住   所 東京都中央区日本橋本町4丁目8番16号 千城ビル9F
代 表 者 代表取締役 執行役員社長CEO 神保 雄三
設   立 2017年3月31日

 

<問い合わせ先>

前田建設工業株式会社 総合企画部 広報グループ

電話:03-5276-5132

 

LPWA通信サービスを展開中のベンチャー企業センスウェイ株式会社への出資について

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