10月6日、総合的品質管理（TQM）の研究などで優れた成果をあげた企業や個人を表彰する2020年度の「デミング賞」各賞の受賞者が日本科学技術連盟より発表され、その中で、TQMに関する優れた書籍を表彰する日経品質管理文献賞として、弊社常任顧問 小原好一著の「JSQC選書31 戦略としてのクオリティマネジメント これからの時代の"品質"」の受賞が決定しました。
小原は当社の代表取締役社長を経て、代表取締役会長、一般社団法人日本品質管理学会長（2017年11月～2018年11月）を歴任した経緯から、日本品質管理学会の監修のもとに同書を上梓しました。
同書において小原は、当社の建設現場に従事した経験に加えて、経営者としての視点から、我が国の「ものづくりのクオリティ」は経営の基盤戦略として不可欠であることに変わりなく、将来にわたり真摯に取り組む必然性を希求しています。他方、組織がより一層の成長を果たすためには、基盤戦略に立脚した革新戦略に踏み出す必要があり、これからの時代の革新戦略に資するクオリティとして、エクセレントサービスなどについて、日本品質管理学会の取組状況を詳説するなど、今後の品質経営のあり方について提言しています。
小原 好一（著／文）一般社団法人日本品質管理学会（監修）
発行：日本規格協会
＜問い合わせ先＞
前田建設工業株式会社 経営革新本部 広報部
電話：03-5276-5132
常任顧問 小原好一著「JSQC選書31 戦略としてのクオリティマネジメントこれからの時代の品質」が2020年度日経品質管理文献賞を受賞