マルチジェット工法

マルチジェット工法は、セメントスラリーを超高圧で地中に噴射し、地盤を固結させる高圧噴射攪拌工法の一つです。基本的な改良原理は従来工法と同様ですが、造成用ロッドの動きを揺動式にし、ツインノズルを有する専用モニターを採用することにより、「自由形状」「大口径(直径Φ8.0m)」といった特長を有しています。

円形、壁状、扇形、格子状
従来工法、マルチジェット工法

耐震補強など本設構造物として用いる場合は、従来以上に改良体の品質が重要となります。
本工法では、改良位置・噴射方向、改良径、改良強度・剛性をリアルタイムに把握する高品質管理を行うことにより、改良体の品質を向上させます。

デジタルオンライン、ビデオコーンと改良体イメージ、砂地壁の映像、改良体の映像
噴射イメージ、半径4.0mの改良体、3方向噴射の改良体