ICI Lab/Brain Spa ICIラボ
オープン#4

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Maeda×Venture 共に挑むイノベーション 共創事業事例

ひと足早い協働実例として成果を実感。ICIとの連携により、さらに多くのイノベーション生起に期待。

株式会社トヨコー 代表取締役社長 豊澤 一晃 氏

本格的な協働事業例として

 この度はICI総合センターのオープンおめでとうございます。私自身、こうした場でスピーチさせていただくこと自体大変光栄に感じておりますし、緊張もしています。弊社は建設フィールドの2つの分野(レーザークリーニングとコーティング)で、社会インフラ構造物を綺麗に未来に繋ぐ技術開発で世界一を目指しております。
 昨年の5月に前田建設様に出資いただき、事業計画が加速し始めております。同時にICI総合センターとの連携がスタートし、さまざまな支援をいただいております。その結果、大幅に計画が進み、世界を目指せる具体的なビジョンが見えてまいりました。具体的な実装例を挙げますと、レーザーでさびを取る「CoolLaser®」という装置を開発しました。
 これは大出力のレーザーを手に持って現場で作業するというもので、女性でも扱える世界初のレーザーシステムです。いわば従来言われてきた3Kを、3C(Cool/Clean/Creative)に変えていこうというシステムです。
 今後ますます、ICI総合センターから多くのイノベーションが起こり、社会を豊かにする技術が生まれることを期待しております。

未開発分野でチャレンジするシード期企業の投資に特化し、オープンイノベーション成果の最大化を。

株式会社サムライインキュベート 創業者 代表取締役 共同経営パートナー 榊原 健太郎 氏

インキュベーションパートナーとして

 弊社の経営理念は「できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える」です。また、最終的なわれわれのビジョンは「全人類がそれぞれの幸福で満たされる世界に」です。そのためには、本気でイノベーションを起こしたい人が必要です。
 日本だけではイノベーションを起こしにくいので、イスラエルに進出してスタートアップの技術を大企業と連携して世界を席巻するイノベーションをつくろうと考えました。
昨年5月には世界初のシードベンチャーキャピタルとしてルワンダに進出。今後はアフリカから生まれたイノベーションを持ってきたいと考えています。
 弊社のコア・コンピタンスのひとつは誰も行っていない分野やテクノロジーに投資しインキュベーションを行うことです。150社ほど支援してきた中で培ったノウハウでプログラムを提供します。日本のスタートアップから大企業、世界中のスタートアップとの連携により垣根を超えた横断的な価値創造を続けていきたいと思います。
 前田建設との共創の方向性として、投資・イノベーションテーマを共同で練り上げ、共にテーマを絞り込んだシード期のスタートアップ投資に特化してインキュベーションすることで、オープンイノベーションの成果を最大化させることが重要だと考えています。対象として、既存のビジネスモデルを壊すようなテクノロジーを活かした課題解決型の日本のスタートアップ、競走優位性の高いイスラエルのスタートアップ、新しいイノベーションを起こすアフリカのスタートアップだと考えています。そして、これを実現させるためには、ICI総合センターにいる方々がスタートアップをインキュベーションする力が非常に重要となります。そのため、弊社のノウハウを活かした前田建設におけるイノベーション人材を育成するプログラムを提供し、一緒に協業していきたいと思います。
 前田建設の強みに弊社のノウハウを掛け合わせながら、新たなビジネスを創造したいと考えています。

弊社のコア・コンピタンス ICI/前田建設との共創の方向性

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