VIVOVA VOL.119 2023 SUMMER
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母親という新しいステージで子どもたちの未来に何を残すか──現在は、母親という新しいステージですね。生放送のプレッシャーに立ち向かうことは好きでした。長くやっていましたが、「嫌だな」とか「今日は行きたくない」と思ったことはなかったです。生放送でうまくいったときって快感なんですよ。すごい緊張感の中で番組が進むわけですけど、たくさんの出演者とスタッフがいて、情報が飛び交い、状況は刻々と変わっていきます。会話もどんどん進んで、頭の中は常にフル回転しています。そんな中で、どのタイミングで、どんな言葉を選んで、どんなふうに話せばよいコメントになるか、出演者がみんな考えていて、現場にはその空気がずっと渦巻いてるんですね。でも実際には、「あのタイミングで、こう言えばよかった」と後悔することのほうが圧倒的に多いんです。あれだけたくさんの人がいるし、すぐに話題が変わるので、言えないことのほうが多いからです。でも、たまにベストタイミングでコメントできることがあって、その瞬間が忘れられません。ことで、行けばいつもの出演者やスタッフさんがいて、居場所があって、何だかまた学校に通っているみたいで楽しかったですね。単発のお仕事が多い中、そうやってみんなで時を重ねていくことで目に見えない何かが生まれていく経験はとてもよかったこんな言い方をしていいのか分かりませんが、あとレギュラー番組というです。それに、メインMCが福澤朗さんだったり、小倉智昭さんだったり、すごい方々でしたからね。私はそこまでのプレッシャーもなく、その意味では楽だったんですよ(笑)。「親」がこんなに大変だとは、これもまた知らな     かったことですね(笑)。特に最初の子のときはもちろん知らないことだらけで、どんなお母さんになりたいとかなどを考える前に、着るものだったり、食べるものだったり、子どものために何かを調べて、何かを選んで、決めなきゃいけない状れていたわけですから。今はワガママ盛りの子どもたちに手を焼きながら、どうしてあげればいいのか、どう向き合って、どんな言葉で語ればいいのか、考える日々です。子どもたちには自分自身のことを大切にし況が次々にやってきます。それまでの環境から大きく変わったのが、この自分で選択していく生活でした。今までは自分のことに集中していればよかったんです。事務所が仕事を用意してくれて、マネージャーさんが現場に連れて行ってくれて、切符まで買ってくてほしいし、その結果として周りをのために親が子どもたちにどんなたいという気持ちはもちろんありが好きなんだと思います。大切にしてほしい。そして、前向きに生きてほしいと思っています。そ背中を見せるべきなのか考えたとき、日々の生き生きとした生活を見せてあげることが大事だと思います。それには、親である自分自身が胸を張って生きていくことも大切だなと思います。長らく出産と育児で別世界にいたので、今はまだ少しずつですが、仕事を再開しています。何かやりますし、やはり私は芸能界の仕事菊川 怜さんのサイン入り色紙を5名の方にプレゼントします。■ご応募は前田建設公式サイト「VIVOVA読者アンケート」(右記QRコード)にご感想をご記入の上、回答を送信してください。■当選の発表は、プレゼントの発送をもってかえさせていただきます。■締め切りは、2023年9月15日受付分までとさせていただきます。ふるってご応募ください。o4ActREIiveInterview KIKUKAWA読者プレゼントPresent

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