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トップページ > Pick Up > 集合住宅向け 床チャンバー空調システム > Q&A

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集合住宅向け 床チャンバー空調システム

よくあるご質問 Q&A

Q

システム二重床とは?

A

鉄筋コンクリートスラブの上に、パーティクルボードをレベル調整可能な防振ゴム付き支持脚で浮かして施工する上げ床です。この二重床の上にフローリング等の仕上げ材を施します。バリアフリー対応、リフォームが容易、歩行感に優れるといった利点に加えて、品確法の「音環境に関すること」に適合した乾式遮音二重床も開発され、普及が進んでいます。

Q

床先行工法とは?

A

住戸全面に乾式二重床を先に施工し、その後で間仕切り壁を立てる工法です。従来の壁先行工法に対して、リフォームなどで壁の移動や追加を行う際の施工が容易という利点があります。床チャンバー空調システムは、この床先行工法により生じた住戸内で連続する空間を、冷暖房と24時間換気の給気経路に利用します。

Q

なぜ床チャンバー空調システムは快適なのですか?

A

冬期には、二重床空間を暖房空気が通過するため、床暖房のような足もとが暖かい空間を実現できます。そして、この床暖房のような効果が全居室で得られるメリットがあります。また、床面からの冷暖房効果によって、従来のルームエアコンに対して気流速度を低減することができ、不快感、乾燥感、冷え等を低減できます。その他に、住戸内全体での室温差が低減されるため、居室間移動時のヒートショックを低減できる効果も期待されます。

Q

24時間換気システムに対応していますか?

A

フィルタにて浄化した新鮮外気を二重床空間を経由して各居室へ給気し、浴室他の水廻りから排気する方式の24時間換気システムです。外気の埃や花粉をフィルタでキャッチするため、清潔な居室空間を実現できます。また、一般の24時間換気システムで設けられる、各居室の自然給気口が不要であるため、冷たい外気流入による足元の寒さや、外部騒音が緩和される効果があります。

Q

居室別に室温設定はできますか?

A

各居室の壁に個別のリモコンを設けます。このリモコンで居室別に冷暖房のON/OFFと室温設定が可能です。

Q

和室でも対応できますか?

A

縁なしの床暖房用の薄畳を用いることで対応は可能です。

Q

カーペットやラグを敷設してよいですか?

A

暖房時には熱がこもるため、床暖房効果は低減しますが、システムの誤作動や故障の心配はありません。冷房時にはカーペット下面に結露が発生する場合があるため、夏期の設置はさけてください。

Q

すぐに部屋が暖まりますか?

A

ルームエアコンに比べて、最大送風量が1/2〜1/3程度であるため、長期間の不在等によって完全に冷え切った居室を暖めるには数時間を要します。起床時等はタイマーの活用をお勧めします。

Q

省エネルギーですか?

A

効率が高いヒートポンプを利用した冷暖房方式であり、省エネルギー化が図れます。また、部屋別で冷暖房のON/OFFや温度設定ができますので、エネルギーの無駄がありません。 二重床空間から下階住戸への冷暖房熱の貫流を防ぐために、コンクリートスラブの上面には断熱材が敷設されます。

Q

二重床空間は清潔に保たれますか?

A

二重床空間は、空調機のフィルタで浄化された空気が送られること、24時間換気により常時空気が循環することにより、埃が堆積することは殆どありません。また、二重床空間は真菌等が発生する温湿度環境ではありません(ともに実験住宅での調査結果より)。
万が一床吹出し口に液体をこぼした場合でも、二重床空間へ液体が流れない構造となっています。

Q

ホルムアルデヒドの問題はありますか?

A

空調システムを構成する、二重床のパーティクルボードやコンクリートスラブ上の断熱材には、ホルムアルデヒドを含まない材料を使用します。これら建材は、ホルムアルデヒド放散量基準の最高等級(F☆☆☆☆)を大きく上回る性能であり、問題はありません。

Q

物の制約はありますか?

A

「床チャンバー空調システム」は1台のエアコン (室内・室外機)で住戸全体の冷暖房をまかないます。住戸全体でみた機器の総容量(パワー)は、各居室のルームエアコンとリビングの床暖房専用設備で構成する従来方式に対して、1/2程度に抑える設計方針です。そのため次世代省エネルギー基準を満足する建物断熱性能が必要です。また二重床の高さが、通常の 100〜120mmに対して150mm程度必要となります。

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