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1999(Vol.40)
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14.集合住宅の住戸断面構成の比較研究
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松本中一,加藤慎司, 斉藤秀雄, 鎌田和彦
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  | [要旨] 現在,集合住宅の住戸ユニットの形式は,約3mの階高を有するフラットタイプ(1層の住戸)が主流である.市場において供給されている集合住宅の住戸面積は年々拡大の傾向にあり,そこでは住戸は平面的に延設されることとなる.一方戸建て住宅においては,縦方向への延設(2〜3階建てなど)が顕著である.今後,集合住宅においても縦方向への延設の優位性が見いたされれば,メゾネットタイプ(2層の住戸)などが普及していくことが考えられる.そこで本研究では,集合住宅の断面構成について考察を加え,新たな集合住宅の住戸の断面構成を提案するとともに,試設計によりその提案によるメゾネットタイプのフラットタイプにたいしての優位性を評価・検討し,その結果のとりまとめを行った. |   |
キーワード: 建築計画, 集合住宅, 建築構造, 住戸ユニット, 住戸ユニット断面構成, メゾネット, 住戸室内環境, コストダウン
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