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2002(Vol.43)
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17.オートクレーブ反応槽による石炭灰を原料としたゼオライト合成およびイオン交換技術に関する実用化の検討
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新井祐二,田窪祐子, 阿部敏之, 石田良二
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  | [要旨] 石炭灰のゼオライト合成に関する研究は,1980年代後半頃より始められてきたが,研究内容はゼオライト合成の確認や一部反応機構を取り扱ったものに過ぎず,ゼオライト合成技術の実用化に向けて必要な研究は行われていなかった.そこで,本検討では実証機を使用して,オートクレーブ反応槽によるゼオライト合成とナトリウムをカルシウムに置換するゼオライトのイオン交換特性について,実用化を想定した確認試験および検討を行った.その結果,オートクレーブ反応槽による石炭灰を原料としたゼオライト合成の商業規模の実用化が可能であり,炭種の選定項目として結晶質である石英とムライトの含有量が重要であることが明らかになった.また,フィルタープレス |   |
キーワード: 石炭灰, フライアッシュ, アルカリ処理, ゼオライト, 化学成分
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