![]() 2004(Vol.45) |
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7.道路立体交差化におけるアプローチ盛土部の急速施工法の開発
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飯島健,勝又正治,野田兼司,高木亨
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  | [要旨] 都市再生事業の一つに平面交差道路の立体交差化がある.狭いエリアでの急速施工が求められるオーバーパスによる道路立体交差のアプローチ盛土部の構築方法として,幅広い性状の発生土の使用が可能な気泡混合軽量土による施工法を考案し,試設計による検討,室内配合試験,小規模なモデル試験を通して,その適用性の検討を行った. その結果,細粒分含有率40%以上の発生土を用いた気泡混合軽量土であっても,強度など道路盛土としての必要性能を十分に満足することが可能であり,急速施工において不可欠である連日打設時の気泡混合土上での作業性にも問題のないことが確認された.また,材齢1日で盛土は十分に安定し,汎用の簡易な壁材の使用が可能であることが確認された.これらより,提案工法は道路立体交差アプローチ盛土部の急速施工への適用が可能であると考える. |   |
キーワード: 道路盛土,気泡混合軽量土,発生土,道路立体交差
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