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トップページ > 実績紹介 > Construction REPORT > 三陽商会ブルークロスビル新築工事  > 三陽商会ブルークロスビル新築工事 #1

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三陽商会ブルークロスビル新築工事

TOP Report#1 Report#2 Construction REPORT 60

本社機能を拡充させて、経営のスピードを上げる。三陽商会の新しい砦「ブルークロスビル」が誕生。

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■意思決定の加速効果に期待

 三陽商会は1969年以来、本社機能を東京の四谷を拠点として事業運営のベースとしてきました。
事業規模の拡大に伴い、徐々にスペース的な問題が顕在化し、四谷とは別に複数拠点体制の時代が長らく続きました。
その延長線上で今の(2018年5月30日現在)四谷・九段体制が構築されました。九段は市ヶ谷駅からわずか一駅ですが、ビジネスを進める上で時間的なロスは否めません。また、一堂に会せない不都合が多面的に生じ、取締役会を通じて、本社隣接の土地に新社屋(ブルークロスビル)を造ることが決定されました。
新社屋の建設には様々な意味合いがありますが、これまで九段を拠点としていた主力事業を、足元の四谷に置くことで、全社的な事業方針などの重要な意思決定が速やかに行えるようになる。これが最大のメリットかつ、スピード化時代にマッチした経営の礎ともなるはずです。

 

■新社屋に託す7つの思い

 新社屋の建設に先立って、弊社としてのコンセプトは7つありました。
①三陽ブランドを体現する外観。
②将来的な本社の建て替えを視野に入れ、その橋渡しとなるファサードの構築。
③頻繁に行われる移動やレイアウト変更に柔軟に対応できる機能と設備であること。
④容積率を最大限に活かした設計。
⑤使い勝手が良く広いフロア。
⑥アパレルメーカーの特性として、生地の原反(げんたん)や試作品サンプルなどの納入が頻繁に行われるため、スムーズな動線と機能性を備えた物流スペースを設けること。
⑦その他、コスト面や希望移転時期などです。
 これらを前提として、まず弊社の方で設計から施工まで一貫してお願いできる会社を、前田建設さんを含めて4社選び、設計プランを各社よりご提案いただきました。

 

■心に響いた前田の姿勢

 その時の審議会・役員会では、満場一致で前田建設さんに決まったと聞いております。後日私も、実際のプレゼン資料を拝見しましたが、ご提供した資料だけでは知りえない歴史的な背景にまで遡り、分析されていたことに深く感心しました。ものづくりにおける思想面では、弊社に創業以来受け継がれてきた『真・善・美』の社是に始まり、設立70周年を機に社内外に発信したタグライン「TIMELESS WORK.」、そして当社が目指す『いつの時代でも変わらぬ価値のあるものづくり』など。さらに意匠の面では「サンヨーコート」の裏地のチェック柄『三陽格子』をモチーフにしたビルの外観デザインに反映させ、コーポレートカラー「サンヨーブルー」を体現したデザインを提案されるなど、全てが心に響き、満場一致に至りました。
 弊社の場合は百貨店や商業施設に出店しておりますので、経営陣が売り場の施工を経験しています。したがって、打ち合わせを重ねる毎に新しい要望が出てくるため、その都度、迅速かつ辛抱強く対応してくださった前田建設さんには大変感謝しております。
 また、今年の一月に東京で大雪が降った日の翌朝、私はいつも通りの時間に出社できたのですが、建設中の新社屋ビルの前と本館の前から駐車場に至るまで、完璧に除雪されていました。これには感動しました。

中山 雅之氏

株式会社三陽商会
取締役 兼 常務執行役員
人事総務本部長

中山 雅之氏

 

設計から施工までオールBIMで挑む

伊藤 優

建築事業本部
ソリューション推進設計部長

伊藤 優

谷田 央治

建築事業本部 ソリューション推進設計部
BIMマネージメントセンター チーム長

谷田 央治

金井 陽平

建築事業本部
企画開発設計部 開発設計グループ 

金井 陽平

【谷田】 三陽商会様が特に強いこだわりを持っておられたのは外観デザインです。コンペ時に我々が提案した「サンヨーブルー」のファサードを実現するために数種類のガラスを仮設置したものを実際にご覧いただく手順を踏みました。アパレル企業ということもあり、デザインや色に対する目は大変厳しいものがありました。機能面では、1階の物流エリアがポイントとなります。計画敷地は南から北に向かって下り坂になっており、その高低差を利用してビル北側に荷捌きエリアとトラックヤードを兼ねた物流拠点を計画提案しています。このプランニングはコンペ時に物流部門の方々からも高い評価を頂いたと聞いています。

【金井】 物流エリアは三陽商会様が取り扱う複数のブランド業者様が使用するため、全てをオープンにするわけにはいきません。その一方で、「隣り合う部屋同士で声掛けのやり取りがしたい」という現場の声もありました。こうした二律背反する課題を検討し、効率的に方向性を策定できたのが三次元で確認できるBIMの活用です。

【谷田】 本計画でのBIMの取り組みは今までから一歩前進したと思っています。というのも施工BIM段階で、ある程度精度の高いBIMモデルが構築できたわけですが、そのモデルデータを設計側で引き取り、色やマテリアルの情報を盛り込むことによって、生の3次元モデルデータを定例の度に三陽商会様に確認頂き、我々とお客様の間のイメージの齟齬を無くす努力をしました。特にデザイン的に重要なエントランス等は臨場感のあるVRでイメージを確認頂きお客様の好評を得ました。

【金井】今回の現場では、施工面で認識の違いが起こりがちな協力会社さんとも、BIMのデータを挟んで納まりの確認をし合う場面もあり、より完成度が向上しました。数年前までは、なかなか浸透し辛かったBIMですが、ようやくここまで来たかという印象です。BIMについては前田建設が先行して取り組んできたことで、その結果、設計部分と施工部分で上手く回り始めているという手応えを感じました。

【伊藤】 これまで、前田建設は「BIMのリーディングカンパニー」を標榜してきました。前田BIMの特徴は、企画段階から設計・施工・維持管理まで一気通貫にBIMモデルを育てていくことにあります。そして現在取り組んでいることは、より生産性を向上させることであり、設計部門ではその一環として「BIMプラットフォーム」に力を入れています。これは、新しい案件に対して、蓄積したBIMデータを組み合わせ、計画案のドラフト版をスピーディーに仕上げ、その上で個々のお客様の風土や求めているデザインにリモデルすることにより設計品質の確保と設計期間の短縮化が実現できるというものです。 今後は、より付加価値の高いものへとBIMを育てていくことが求められます。

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