VIVOVA VOL.118 2023 SPRING
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去る2022年10月12日、当社、古河ロックドリル(※株)、マック(株)の3社にて共同開発した「鋼製支保工建込みロボット」が「第10回ロボット大賞」国土交通大臣賞を受賞しました。「ロボット大賞」は、わが国のロボット技術の発展や社会実装を促進することを目的として、ロボットの先進的な活用や研究開発、人材育成といったさまざまな分野において、優れた取り組みを実施した企業などを表彰する制度です。本技術の導入により、鋼製支保工建込み作業の省人化と施工サイクル短縮による生産性向上を実現します。また、高精度建込みによる品質や、切羽肌落ち災害に対する安全性も向上します。 「ウッドデザイン賞」とは、木を使うことによって、社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義し、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究などを募集・評価し、表彰する顕彰制度です。(一社)日本ウッドデザイン協会が主催となり、2015年に創設され、今回で8回目を迎えます。今回、2022年春に竣工した「禅坊寧」を施主・設計・施工者・木材メーカーとの共同で「ウッドデザイン賞2022」に応募し、応募総数330点の中から林野庁長官賞を受賞、2022年12月7日に表彰式が開催されました。SDGsやカーボンニュートラルへの取り組みが必須となっている今、建築分野においても木造の価値が見直され、新しい技術や斬新なデザインの建物が増えていくと思われます。今後も建築物における木材の利用を推進していきます。 去る2022年11月24〜25日「ハイウェイテクノフェア2022」が東京ビッグサイトで開催され、2日間で15,000人以上が来場しました。 本展示会は、高速道路の建設・管理事業の推進、高速道路事業への理解を深めるための技術展示会です。2021年インフロニアHD設立をきっかけに、3社合同では今回2回目の出展となります。 当日は、当社社長が展示会オープニングセレモニーのテープカットを務めました。当ブースの出展者は全員でおそろいのポロシャツを着用し、前田道路は補修材「マイルドグース」の実演、前田製作所は「吸着ハンドリング据付機GW625」の実機展示を行うなど、前回以上の盛り上がりを見せました。 今後も更なるシナジー効果を目指し、取り組んでまいります。※切羽作業を機械化する山岳トンネル施工ロボット大成建設(株)/古河ロックドリル(株)の6m継ぎボルト打設装置を搭載したロックボルト専用ロボット「BOLTINGER」と合同受賞表彰式後の記念撮影(株)パソナグループ(株)坂茂建築設計ナイス(株)当社の連名で受賞3社全員で記念撮影表彰式の様子左から「前田建設」前田社長「前田道路」今泉社長「前田製作所」塩入社長鋼製支保工建込みロボット全景   靖前田建設について、さらに詳しくお知りになりたい方は、こちらへ検索www.maeda.co.jpww14近ごろのマエダをお伝えします。前田建設「ハイウェイテクノフェア2022」前田建設工業(株)・前田道路(株)・(株)前田製作所で共同出展「ウッドデザイン賞2022」において林野庁長官賞を受賞「第10回 ロボット大賞」において国土交通大臣賞を受賞MAEDATOPICS

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