「NOTAHOTEL」のコンセプトHOTEL」という新しいかたちの別NOT一般的な別荘は、年間で多くても30日ほどしか使われません。そこで私たちは、12人のオーナーが集まれば、12倍の資金を投じて別荘を建築し、維持管理も合理的に行えるという考えのもと、「NOT荘事業を日本各地で展開しています。オーナーは年間最大30泊の利用が可能で、1棟で12組の家族が別荘生活を楽しめます。これにより、経済合理性に加え、環境負荷も12分の1に抑えられるわけです。は、観光一等地ではなく、まだ見ぬ日本の原石のような絶景を持つ場所に立地することです。そこにその土地の魅力を再発掘し、世の中に伝えていきます。観光地に比べて取得コストを抑えられる分、オーナーの住まう体験建築や設備にはしっかりと費用を充当します。そのため、建築設計には徹底的にこだわり抜きます。は、広島県三原市沖にある佐木島に建設中です。われわれが新拠点を探していると知った三原市の岡田吉弘市長自ら提案いただいた土地でした。実際に現地を訪れると、周囲が海に囲まれ、開発の手が入っていない瀬戸内独特の絶景が広がっていました。船でしか行けないという特別なアクセス体験も含め、まさに私たちが求めていた場所でした。、つまり角度で名付けられた3棟のヴィラ設計は、英国を拠点にする著名な設計事務所、BIG(ビャルケ・インゲルス・グループ)によるものです。「一緒に仕事がしたい」というメールが届いたのがきっかけで、最初はイタズラかと思ったほどでしたが、コンペを経て正式に依頼することになりました。の多い日本では採用が難しい技術ですが、設計チームや施工会社の前田建設さんと共に何度もテストを重ね、何とか実現することができました。こうした初めての試みにも「ノー」と言わず、前向きに取り組んでいただいた前田建設さんには本当に感謝しています。今回のプロジェクトは私たちにとっても三原市にとっても、日本発のグローバル展開に向けた大きな一歩です。日々表情を変える空と海、移りゆく瀬戸内の風景を味わえるこの場所から、これからも新しい暮らしのかたちを提案していきます。には、コンセプトの異なる3棟のヴィラがあります。360度の絶景を堪能できる「360」は、土と火をテーマにした中庭で焚き火を囲む設計。水をテーマとした「270」では、プライベートプールを中心とした内向きの建築で、家族水入らずの時間を過ごせます。日本庭園風の「180」は、海外のゲストにも喜ばれる日本文化を体感できる造りにしました。さらには、砂浜に面した「90」というビーチサイドテラスも用意します。建物の設計には、さまざまな挑戦があります。例えば、島の土を使った土壁「ラムドアース」。地震HOTELSETOUCHNOTAAIAI※AA HOTELに共通するのNOTHOTELを建てることでNOTHOTELSETOUCH瀬戸内の絶景に新たな魅力を紡ぎだす極上の別荘空間が誕生しますNOT A HOTEL 株式会社建築部 プロジェクトマネージャー齊藤 有一 氏※プランによって異なる。360 ナイトファイヤー(完成イメージ)360 リビングダイニング(完成イメージ)270 プライベート・プール(完成イメージ)270 プライベート・プール(完成イメージ)270リビングダイニング(完成イメージ)270 中庭(完成イメージ)270 中庭(完成イメージ)90 ビーチテラス (完成イメージ)
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