2012年02月23日MaSTER FRAME(マスターフレーム)構法の競争力強化

当社は、東洋建設株式会社との共同開発により、2社の保有技術である、鉄筋コンクリート(RC)造、もしくは鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の既存建物を外側からRC造のフレームを接続し補強する「MaSTER FRAME構法」を改良し、競争力を強化しました。

 

これまで「MaSTER FRAME構法」の適用が困難であった、バルコニー、共用廊下など、建物外面に大きな跳ね出しを持つ建築(住宅など)も対象とするため、既存梁と補強梁をRC造スラブ(床)で接続する増設工法を追加したほか、従来より採用の補強部材固定用「ディスクアンカー」をより高密度に設置可能としたことで、必要な補強部材(フレーム)そのものも簡略化できるようになりました。

 

その結果、従来の「MaSTER FRAME構法」より、さらに25%のコスト削減を可能にしています。

 

これに伴い2012年2月に、(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明も改定しています。

 

当社は本構法を、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造の中低層建物(6階程度)を中心に提案してまいります。

 

「MaSTER FRAME構法」の概要(強化前)については、こちらの動画(一番下のマスターフレーム構法)も是非ご覧下さい。

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