BIMと連携した
建物履歴管理システム
「ichroa×BIM」

技術の概要

ichroa(アイクロア)は、施設所有者の施設管理業務を効率化できる建物履歴管理システムです。アイクロアを活用した施設管理により、管理業務の効率化、エネルギー使用量の削減や計画的な修繕などが実現できます。今回、アイクロアに記録された情報をBIMモデルに表示させる機能を追加しました。機能追加により、いままで以上に記録された情報(データベース)が「見える化」され、直感的な建物管理が容易になります。

技術の特徴

  • アイクロアに記録されている情報が、ピン情報として空間の中に表示されるため、空間を歩きながら、アイクロアの情報も同時に確認することができます。
  • 施設の管理に必要な情報はアイクロアで管理し、BIMはそれらの情報を『電子付箋』で可視化します。
  • 連携する情報の指定は、ユーザー側で任意に決めることができます。
  • アイクロアとBIMビューアーは双方向で情報が連携します。
  • 可視化ツールに「BIMビューアー」を採用したことで、BIMツールの購入や、ユーザーのBIMの操作知識は不要です。
連携概念図、アイクロアとBIMの連携状況(部分)

メリット

  1. 端末内でも実際の建物に付箋が貼られているかのように、各種情報の確認、閲覧が可能となります。
  2. 検索も容易であり、施設の管理や維持の情報把握が直観的となり、「予防保全」計画立案の効率化につながります。

実績

外部評価
株式会社シード(埼玉県)、東根市立大森小学校(山形県)、他多数
適用工種
建物竣工後の建物管理業務に適用
関連資料
http://www.maeda.co.jp/news/2015/09/08/4748.html
備考
特許出願中