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Q
建築事業の受注環境と完工高について今期はどのような見通しか。
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A
新型コロナウイルスによる受注環境への影響は、民間工事では五輪延期の影響による期ずれや一部の用途(宿泊施設など)で影響を受けておりますが、再開発などの大型案件や安定顧客からの受注見込みに加え、官庁工事の受注の伸びが寄与し、受注額、受注時利益率ともに目標達成の見込みです。完工高については、期首予想を今回上方修正しており、完工高、完工利益は、想定以上に順調に推移しています。また、22.03月期の完工高・完工利益は、21.03月期を大幅に超える見込です。
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Q
菅政権に代わったことによるPPPやコンセッション事業への影響はあるか。
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A
長年、弊社が取組んでいるPPPやコンセッション事業は順調に拡大していると考えています。菅政権に代わったことにより追い風と考えます。また、新型コロナウイルスの影響で自治体の財政が厳しくなっており、その動きはさらに加速すると予想しています。
現在、各種コンセッション案件において、パートナー企業と順調に取り組んでおります。
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Q
前田道路との、シナジーの創出に向けた取組み状況について。
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A
インフラ運営事業や人材育成、デジタル化、技術開発などでシナジーの創出を考えており、すでに連携して取り組みを始めております。来春には協働で取り組んでいた自治体の包括管理委託業務が成約できる予定です。また、デジタル化については、すでに前田道路と連携して取り組んでおり、早々に効果が現れてくると考えております。