株式会社フィアロコーポレーション(埼玉県新座市:代表取締役社長 岩崎晃彦)および前田建設工業株式会社(東京都千代田区:代表取締役社長 小原好一)の2社で行なってきた、異業種コラボによる「未来の百貨店」の提案がこのほどまとまり、この8月、都内で行なわれる2つのイベントにて公開します。
「SHOW CUBE」と名付けられたメイン提案は、商品輸送だけでなく、売場機能も車(トレーラー)に持たせ、時・場所・顧客に合わせ柔軟に変化する百貨店を実現するもの。
トレーラーを複数駐車可能な超大型立体駐車場と組み合わせ、売場のレイアウト変更や入れ替えなどをタイムリーに行うことで、お客様に対し、常に新鮮な驚きと便利なお買い物を提供できる百貨店とする提案です。
メイン提案の共同作業においては、フィアロコーポレーションがコンセプトメイクおよび意匠デザインを、前田建設の建築設計部が建築の設計およびCGアニメーション作成を担当しました。なお建築設計においては2社間で3次元データの共有を行い、スマートシティ時代の「モビリティ×建設」の連携を見据えたBIMの新たな活用をいち早く試み、アウトプット作成の効率化を図っています。
イベントでは本提案のほか、前田建設建築設計部が提案する、3つの「未来の百貨店」の提案も、あわせて公開されます。さらに、これらアウトプットはフィアロコーポレーションおよび前田建設のWebサイトにおいても近日公開の予定です。
自動車&モビリティの先行デザインを通じて新しい価値創造を行ってきた「フィアロコーポレーション」、建築の新潮流、BIMで高い評価の「前田建設建築設計部」のコラボによるメイン作品は、革新的商品およびサービスの創造手法として近年話題のオープンイノベーション、その適用事例とも言えます。
百貨店を題材にプロが本気で遊んだ結果をお楽しみください。
日程1: |
2012年8月9日(木)から21日(火)
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日程2: |
2012年8月25(土)
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なお前田建設の割り当て、もう1台の地方車については、日野自動車デザイン部と前田建設ファンタジー営業部のコラボ作品、今年1月に開催された「東京オートサロン2012」日野自動車ブースの壁全面を利用し、「日野デュトロ」カスタマイズカー2種の意匠や機能などを楽しみながら理解できるよう制作されたものの再構成版を掲示します。ファンタジー営業部が、建設業を舞台に「日野デュトロ」カスタマイズカーとヒーローが活躍するアメリカンコミックスに仕立て、車両の魅力を従来のトラック・ダンプユーザーのみならず、広く一般の方にアピールします。
<参考サイト>