2022年04月27日建設・インフラ運営業界の先端となる経営モデルの実現に向け、インフロニア・ホールディングスとアクセンチュアが協業/インフロニア・ホールディングス

データ活用プロセスの組み込みや徹底したオフィス業務の自動化による
「インテリジェント・オペレーション」への変革を加速

 

【東京発:2022年4月27日】
インフロニア・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、取締役代表執行役社長兼CEO:岐部 一誠、以下、インフロニア・ホールディングス)とアクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:江川 昌史、以下、アクセンチュア)は、インフロニア・ホールディングスが建設・インフラ運営業界で先端となる経営モデルを実現すべく、パートナーシップの基本合意書およびビジネス プロセス アウトソーシング契約を締結したことを発表します。

これらの契約を通してインフロニア・ホールディングスとアクセンチュアは、インフロニア・ホールディングスが特に強みを持つコンセッション*事業をはじめとするインフラ運営事業や建設事業に、アクセンチュア独自の業務知見やオフィス業務の自動化ツール群を体系化したプラットフォームであるSynOps(シノプス)を導入する予定です。これにより、インフロニア・ホールディングスの業務プロセスにデジタル技術を最適に組み合わせ、業務の飛躍的な高度化を図る 「インテリジェント・オペレーション」 への変革を加速します。 これら両社の取り組みによって実現されるインフロニア・ホールディングスの新たな経営モデルは、インフラ運営業界全体の先駆的なプラットフォームとなるものです。

さらに両社は、インフロニア・ホールディングスがインフラ運営事業で培ったデータや知見に、アクセンチュアの人工知能(AI)やクラウドなどのデジタル技術を組み合わせます。これにより、日本のさらなる成長に不可欠な建設事業・インフラ運営事業全体のサステイナビリティ向上に資する業界プラットフォームの構築を図ります。
 

インフロニアを業界先端の経営モデルへと変革させるための主な活動

  • インフロニア・ホールディングス全体でデータに立脚した経営の実現に向けて、営業、設計、見積、調達、施工計画、工程管理、原価管理や施工後の維持管理など、グループ全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進
  • 各種業務の整理や、標準化・デジタル化(自動化)を通じて社員の時間を最適化し、より高付加価値かつ利益を生む業務や役割を担える組織への変革。ならびに付加価値生産性のさらなる向上を目的としたシェアードサービス化の推進
  • インフロニア・ホールディングスが手がけるインフラ運営事業のデータとオペレーションを統合的に管理するコマンドセンターの構築およびその運営
  • インフロニア・ホールディングスの主要な研究開発拠点であるICI総合センター(茨城県取手市)と、アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京(AIT:東京都港区)双方の研究開発拠点の連携

 

サステナブルな社会を実現する業界プラットフォーム構築に向けた主な活動

  • カーボンニュートラルな社会の実現に向けた、新たなインフラ事業の創出と持続的な事業化
  • インフロニア・ホールディングスが施工する建設現場や、コンセッションを含めたインフラ運営事業におけるカーボンフットプリントの導入を視野に、ライフサイクル全体を通した調達改革に共同で着手
  • ゼロエミッションの達成に向け、CO2排出量や資源再利用率などのさまざまな指標の、デジタル技術を活用した可視化
  • 他産業に比べて担い手の高齢化が進む建設業界で、安心安全な労働環境の確保や、熟練した技能労働者から若年層への円滑な技能承継を可能とするデジタル技術の導入

 

インフロニア・ホールディングス株式会社 取締役代表執行役社長兼CEO岐部 一誠は、「インフロニア・ホールディングスがアクセンチュアと共に進める取り組みは、他の分野と比較してデジタル化が遅れているインフラ運営そして建設業界において革新的な取り組みであり、デジタル時代における次世代の業界のあるべき姿を示すベンチマークとなります。まさにインフロニア・ホールディングスの掲げる『インフラストラクチャー・ビジネスの既成概念に挑み、イノベーティブなアイデアで、世界中に最適なサービスを提供する。』というミッションに基づく取り組みです。世界のデジタル化を牽引するアクセンチュアとの協業を深化させることで、日本国内に留まらずに世界のインフラ運営事業や建設事業で飛躍し、日本経済の今後の成長の柱のひとつを生み出していけると確信しています」と述べています。

 

アクセンチュア株式会社 代表取締役社長 江川 昌史は、「インフロニア・ホールディングスは、建設はもとより、コンセッション事業を推進することで業界に変革をもたらしている企業であり、アクセンチュアは世界に『変化を促す存在となること』に注力しています。両社が持つ業界の深い知見やデータと、AIやクラウドなどのデジタル技術を組み合わせることで、インフロニア・ホールディングスの経営モデルの圧倒的な高度化を図り、さらには業界の先駆的なプラットフォームへと昇華させることが可能になるでしょう。そしてこの取り組みは、100年後の将来も見据えた豊かな社会の実現につながるものと確信しています」と述べています。

 

 

インフロニア・ホールディングスについて
会社名:インフロニア・ホールディングス株式会社
本社所在地:東京都千代田区富士見2丁目10番2号
創業:2021年10月1日
代表者:取締役代表執行役社長兼CEO 岐部 一誠
事業内容:インフラの企画提案、設計、建設、運営・維持管理までのあらゆる建設サービスの提供および建設(土木、建築)、舗装及び建設機械の製造・販売等を営む傘下子会社およびグループの経営管理ならびにこれに付帯または関連する一切の事業
インフロニア・ホールディングスの詳細はhttps://www.infroneer.com/ をご覧ください。

 

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズサービスを、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供しています。アクセンチュアは69万9,000人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。アクセンチュアは、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会へのさらなる価値を創出します。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.com/us-enを、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。

* コンセッションとは、利用料金を徴収する公共施設について、施設の所有権は行政機関が有したまま、施設の運営権を民間事業者に設定する方式
 

【報道関係の方のお問い合わせ先】
インフロニア・ホールディングス株式会社
広報部 堂森 宏三
TEL:03-6380-8253
Email: infroneer-release@infroneer.com

アクセンチュア株式会社
マーケティング・コミュニケーション本部 広報室
神田 健太郎
TEL: 045-330-7157(部門代表)
Email: accenture.jp.media@accenture.com
 

建設・インフラ運営業界の先端となる経営モデルの実現に向け、 インフロニア・ホールディングスとアクセンチュアが協業

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