前田建設工業株式会社(本店:東京都千代田区、社長:前田操治、以下「当社」)は、茨城県取手市の「ふるさと取手応援寄附金制度(以下、「ふるさと納税」)」の協力事業者として、2026年2月18日より茨城県取手市にある当社研究施設ICI総合センター敷地内に移築復原した「国登録有形文化財 旧渡辺甚吉邸※1」を活用し、貸切見学案内及び同邸宅内食堂でのお食事付き体験型返礼品の提供を開始しました。

取手市初の国登録有形文化財「旧渡辺甚吉邸」は、移築から今日に至るまで、公募型の一般公開も実施し、多くの方々に親しまれてきました。この度開始するふるさと納税制度の取組は、文化財の保存の在り方のひとつをしめすとともに、当社がこれまで培ってきた移築、復原、保存にかかる技術研究の成果の地域への還元を目指す試みです。文化財の魅力を活かし、取手市に足を運んでいただき、地域の魅力に触れていただく機会の提供につなげ、文化と技術の普及啓発に留まらず、地域活性化を促す試みとして、ふるさと納税制度の新たな可能性に期待するものです。

国登録有形文化財 旧渡辺甚吉邸 応接室
返礼品として、一般公開は公募型のツアー見学のみである甚吉邸を「貸し切り」でご案内します。また、甚吉邸が建てられた昭和初期当時を体験いただく機会として、見学後には、同邸宅内食堂にてお食事をご提供いたします。料理は、取手市内レストラン「キュイジーヌ・アイ※2」による地域産の食材をふんだんに使ったランチコースをご用意いたします。渡辺甚吉の思いを受け、今和次郎が様々な趣向を凝らした唯一無二の空間で、邸宅が建設された昭和初期から長く愛される家庭的なお食事を心ゆくまでご堪能いただけます。

国登録有形文化財 旧渡辺甚吉邸 食堂

「昭和初期の家庭的な食卓」をテーマにした体験型ランチコース
<返礼品概要>
返礼品名 : 国登録有形文化財「旧渡辺甚吉邸」御食事付き貸切見学
内 容 : 国登録有形文化財「旧渡辺甚吉邸」貸切見学案内及び同邸宅内食堂でのランチコースのご提供
メニュー例 : 牛テールの赤ワイン煮、有機野菜のロワイヤルサラダ、季節のスープ、自家製パン、デザート
(お食事の内容は仕入れ状況によって変わる場合がございます。予めご了承ください。)
寄付額 : 100万円(寄付1件につき最大4名様まで利用可 ※応相談)
掲載サイト : 楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび、JALふるさと納税、ANAのふるさと納税、
JREふるさと納税、ふるさとプレミアム、まいふる、Amazonふるさと納税、
Yahoo!ふるさと納税、マイナビふるさと納税 ※さとふるは現在掲載準備中
受付開始日 : 2026年2月18日より開始
※1)国登録有形文化財「旧渡辺甚吉邸」とは
1934年、港区白金台に岐阜の名家・渡辺家の14代当主、甚吉の私邸として建てられた洋館です。日本の住宅の発展に大きく寄与した住宅専門会社の技師として活躍した、遠藤健三と山本拙郎、そして二人の恩師である今和次郎の三人の共作による、建築当時の日本における住宅建築の最高水準の経験・知見が凝縮された歴史的建造物です。国内では数少ない本格的チューダー様式であり、GHQの接収を経て外国の大使公邸や結婚式場として利用されましたが、幸い大規模な改築・改修はなされておらず、特色ある装飾を含め当初からの姿がほぼ完全に保たれていることが最大の特徴です。解体の危機を迎えた際、建築史関係者らの保存運動や働きかけにより、2022年3月に前田建設ICI総合センター内に移築復原され、2023年2月27日には取手市初の国登録有形文化財に登録されました。
遠藤健三と山本拙郎は早稲田大学での二人の恩師である今和次郎に甚吉邸の細部装飾を依頼し、今氏が照明器具やスイッチプレート、ラジエターグリルなどをデザインしたことが残されたスケッチでわかっています。実作の少ない「幻のデザイナー」と称される今和次郎ですが、甚吉邸に残る彼の装飾はその最大級かつ最重要作品であるといえます。(「甚吉邸」ホームページURL:https://jinkichitei.com)
※2)キュイジーヌ・アイ
取手駅東口正面・取手センタービル4Fにあるビストロ。素材を活かした手作りの味で地域の方々に長く愛され続けているフランス料理店。
<問い合わせ先>
インフロニア・ホールディングス株式会社
(前田建設 広報担当)
E-Mail:maeda-release@jcity.maeda.co.jp