コンクリートの分離防止装置
「M-Yミキサ」

技術の概要

M-Yミキサは、コンクリートの練混ぜ機として開発した装置です。M-Yミキサを配管途中や筒先に装着することで、粗骨材部分とモルタル部分に分離したコンクリートを再混練りし、良質なコンクリートを供給することができるとともに、躯体表面の美観が向上します。

技術の特徴

  1. 1.重量は31kgと軽量であり、移動治具を使用することでスラブ上での移動が容易です。
  2. 2.組みばらしが容易であり使用性に優れています。
分離防止装置の仕様、配管途中での使用状況、筒先での使用状況

メリット

  1. 1.躯体表面の豆板、あばた発生率が15〜25%低減され、左官補修工が削減できます。
  2. 2.ポンプ圧送したコンクリートを筒先で再度練り混ぜることによって品質の良いコンクリートを打ち込むことができます。
脱型後の躯体表面の仕上り状況、(戸建住宅用基礎)、(中高層建築壁)、M-Yミキサを使用するとジャンカ、豆板が減り、美観が向上し、補修工が減ります。

特記事項

社外の展開として木造戸建て住宅の基礎コンクリート打込時にも使用されています。

実績
  1. 1)化学物質評価研究機構東京事業所移転工事(H13)
  2. 2)三郷市立新和小学校校舎等新築建築工事(H14)
  3. 3)リバーガーデンみなと通り新築工事(H14)
  4. 4)医薬基盤技術研究施設 南棟新築工事(H14)

他多数

適用工種
一般建築物(RC、SRC構造物)