バリデーションサービス/
DQを重視した適格性評価

お客様にとって最適な医薬品施設の構築を目指します。

前田建設では、バリデーションの構想立案からPQの支援まで実施いたします。バリデーションマスタープランの作成、ユーザー要求仕様書(URS)作成支援、DQの実施、SOP類の作成、IQ・OQのプロトコル作成及び実施、コンピュータ化システムバリデーション(CSV)対応、PQのプロトコル作成支援及び実施支援まで、リスクベースで計画してお客様のニーズにあったバリデーションサービスを実施いたします。

バリデーションサービスフロー

バリデーション全体計画からユーザー要求仕様書の取りまとめ、リスクアセスメントを含む上位の取り組み、DQ・IQ・OQの適格性評価の実施とその後の支援まで、一貫したサービスをご提供いたします。プロジェクトの進捗に沿ってバリデーションをタイムリーに実施・支援し、各種GMPに適合した高品質な施設をご提供いたします。また機器の移設、再バリデーションなどにもご対応いたします。

バリデーションサービスフロー
バリデーションサービスフロー

DQを重視した適格性評価

DQ(Design Qualification)設計時適格性評価の実施事項

施設、装置またはシステムに関して提供された設計が、意図する目的に適合していることを検証し、これを文書化すること。
(ICH Q7Aより)

DQの対象図書

  • ユーザー要求仕様書(URS)
  • 設計図書(レイアウト図、ゾーニング図、動線図、空調系統図、機器仕様書ほか)

IQ(Installation Qualification)据付時適格性評価の実施事項

  • DQの結果確認
  • 設備および装置メーカーの試運転・調整の結果のレビュー
  • 設備および装置の仕様を整理し、材質・形状・寸法・容量・能力等が仕様通りに製作されているか実機と照合
  • 据付時の損傷の有無・配置状態・据付後の処理(コーキング等)を実地検証

OQ(Operation Qualification)運転時適格性評価の実施事項

  • IQの結果確認
  • 設備および装置メーカーが提示、あるいは保証する性能・能力の実施検証
    対象:温度、圧力、流量、回転数、処理量の基本性能、異常警報、安全対策、騒音や排ガス
  • 無負荷状態の空運転
  • 模擬薬による確認

PQ(Performance Qualification)稼働性能適格性評価の実施事項

  • OQにより本来の性能を有することを検証済みの設備を用いて、実際の工程・手順と、製造される薬品の特性を反映させた(実薬、または同等の特性を有するプラセボを使用)検証を実施し、総合的な製造工程の能力評価を実施