無耐火被覆構法

前田建設では、防災計画から性能的火災安全設計、施工、維持・管理、火災診断補修に至るまで、火災安全に対して総合的にアプローチいたします。

CFT柱の無耐火被覆構法

鋼管の中にコンクリートを詰めた充填型鋼管コンクリート柱(CFT柱)は、火災時に鋼管が高温にさらされても、コンクリートが建物の自重を支持できます。このため、耐火被覆厚さを低減したり、従来では不可能であった耐火被覆を全く施さない柱を実現することができます。
CFT柱の無耐火被覆構法は、建物に発生が予測される火災性状の予測、火災時の架構のシミュレ−ション解析、種々の耐火実験により実現した技術です。

無耐火被覆CFT柱の実施例
無耐火被覆CFT柱の実施例

普通鋼材を用いた開放型立体駐車場の耐火被覆構法

一定の規模を超える建物や防火地域等に建設される鉄骨造の立体駐車場では、柱や梁部材に熱に強い鋼材を用いたり、耐火被覆が施されています。
開放型自走式立体駐車場を耐火被覆の無い普通鋼材を用いることによって、明るく清潔で、カラフルな駐車場を低コストでご提供できます。また、耐火被覆が剥がれたり、排気ガスによる黒ずみなどに対するメンテナンスが不要となります。

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