DXNs汚染土壌浄化技術
「過熱水蒸気処理工法」

技術の概要

毒性が高く、環境中で分解されにくいといった性質を持つダイオキシン類に汚染された土壌を浄化する技術です。「過熱水蒸気処理工法」は過熱水蒸気を利用した熱処理によって、高濃度のダイオキシン類に汚染された土壌の無害化が可能です。

技術の特徴

●過熱水蒸気処理工法

ダイオキシン類汚染土壌を400℃程度の低温熱処理によって、無害化することができます。過熱水蒸気充填によって還元状態を作り出すので、過熱水蒸気の持つ高い活性力、追い出し効果等の特性によって従来の窒素充填よりもダイオキシン類の分解や土壌からの除去を促進することができます。

過熱水蒸気処理工法浄化概要図

メリット

●過熱水蒸気処理工法

土壌中のダイオキシン類の99.9%以上を分解・除去・無害化することができます。また低温処理なので、その他の熱化学処理に比べると安価な処理が可能です。

処理前後のDXNs濃度
実績

「過熱水蒸気処理工法」

  1. 実証処理試験(処理装置能力:最大50kg/h)70kg処理(2005.2)
  2. 実証処理試験(処理装置能力:最大50kg/h)60kg処理(2005.11)
適用工種
汚染土壌浄化