SFC慶応大学キャンパスの一角に、新規開院した病院。将来の新交通システムの新駅設置予定地であり、駅舎と直結した病院となります。リハビリテーションを充実させており、慶応大学の研究機能も併設。
設計事務所様による設計の初期段階より「品質向上」「コスト削減」「工期短縮」を目的とした当社技術を反映させたプロジェクト。
民間版ECI業務といえます。
施工時期の材料市況を鑑み、RCS構造(柱RC造+梁S造)を採用、当社が構造設計を担当。



湘南慶育病院
- 所在地
- 神奈川県藤沢市
- 発注者
- 医療法人社団社 健育会
- 設計・監理
-
株式会社 伊藤喜三郎建築研究所
前田建設工業株式会社一級建築士事務所(構造)
- 構造
- RCS造(柱RC・梁S)
- 規模
- 地上5階
- 延床面積
- 15,246m2
- 竣工年
- 2017年
- 病床数
- 230床
※施設名称は、開院時の名称
※ECI方式とはアーリーコントラクターインボルブメント方式の略で、工事を発注する際に採用される発注方式の一つ。
プロジェクトの設計段階より施工者(建設会社)の技術力を設計内容に反映させることで「コスト縮減」や「工期短縮」を目的としています。
具体的には、発注者は技術提案に基づいて選定された優先交渉権者(施工者)と工事契約を前提に技術協力業務の契約を締結し、別途設計者へ発注された設計業務に技術提案の内容を反映させながら設計を進めます。また、発注者と優先交渉権者は実施設計後に価格交渉を行った上で合意に至れば工事契約を結ぶ方式となります。