LC評価技術

技術の概要

LC評価技術は、当社が独自に開発したLC評価プログラムを用いて、建物の生涯中に発生する総費用(LCC)および総環境負荷量(LCA)を定量化することにより、経済性および環境保全性に配慮した建築計画、省エネ技術等の有効性を適正に評価するものです。

技術の特徴

  1. 1.建物の生涯中に発生する費用(LCC)を算出することができます。

    • イニシャルコスト(企画設計、建設)
    • ランニングコスト(運用、保全、修繕更新)
    • 解体処分コスト
  2. 2.建物の総環境負荷量(LCA)を算出することができます。

    • ライフサイクルエネルギー(LCE)
    • 二酸化炭素(LCCO2)
    • 硫黄酸化物(LCSOX)
    • 窒素酸化物(LCNOX)
  3. 3.評価できる建物用途は、集合住宅、事務所、医療施設、工場、倉庫、その他です。
  4. 4.年度計、年度累計、LC段階別比率など様々な形での表示が可能です。
  5. 5.企画段階の略算レベルから実施設計段階の概算レベルまで、建物情報の多寡に応じた評価が可能です。
ライフサイクル評価

メリット

新設および既設建物の企画・設計において、長期的な経済性や環境保全性の観点から、各種技術(環境配慮設計、長寿命化、省エネ技術等)を採用した場合の優位性を定量評価することができます。

算出結果をもとに経済性と環境保全性との総合的なバランスに配慮した最適な建物計画を提案することができます。

LCC累計 LCC比率(60年)
実績
  1. 1)複合事務所ビル
  2. 2)超高層集合住宅
  3. 3)大規模総合病院
  4. 4)新聞社工場
  5. 5)物流倉庫

他多数

適用工種
事務所、集合住宅、医療施設、工場、倉庫など