超高層RC造集合住宅システム
「MARC(マーク)−Hシステム」

技術の概要

MARC−Hシステムは、高さ60m以上200mクラスまでを対象とした超高層RC造集合住宅の設計・施工システムであり、豊富な実績を有しています。
地上部の主要躯体は、柱・梁・床スラブで構成され、免制振装置と併用することも可能です。また、主要躯体は全てPCa(プレキャスト)化が可能となっており、高い品質と高耐久性を確保しつつ施工の合理化を図っています。

技術の特徴

  1. 1.構造形式は純ラーメン構造で、Fc≦150N/mm2の超高強度コンクリートと主筋にUSD685までの高強度鉄筋の採用が可能です。
  2. 2.柱・梁・床のPCa化や主筋のプレート定着工法を採用できます。
  3. 3.免制振装置を組み込むことが可能で、より高い耐震性能を実現できます。
躯体サイクル工程(オリゾンマーレ有明)

メリット

  1. 1.材料の高強度化により200m程度までの超高層RC造集合住宅の建設が可能です。
  2. 2.柱・梁・床のPCa化などの工業化工法により工期の短縮と高品質化を実現できます。
  3. 3.仮設工事費の低減によりトータルコストの低減が図れます。
  4. 4.SRC造と比較し10%のコスト低減、15%の工期短縮が図れます。
FM月島
実績
  1. 1)川口4丁目第3地区共同住宅新築工事
  2. 2)有明レジデンシャルタワー新築工事
  3. 3)勝どき6丁目地区第1種市街地再開発事業 他47件(H20.3現在)
外部評価
(財)日本建築センター 技術評価取得
適用工種
超高層集合住宅