壁面緑化技術
「どこでも壁面緑化工法
−緑のキャンバス−」

技術の概要

あらゆる壁面に自由な形で芝生などによる緑化が現地で安価にできます。

  1. 1.緑化基盤が自由に加工できる高保水性の自立性マットのため、好きな形状に形作れ、曲面にも適用できます。
  2. 2.壁面への緑化基盤設置後に播種が可能なため、従来の苗導入のみならず、芝や花などを種から導入でき、育成を楽しむことができます。

技術の特徴

  1. 1.加工可能な高保水性の自立性緑化マットにより自由な形状に形作れます(図1)。
  2. 2.緑化マットの壁面への設置後に直接播種ができます(図2)。
自由に加工できる高保水性緑化マット
緑化マットで形が作られる、局面設置、自由形状
芝生など種子での導入が可能、種子塗布、発芽、生育

メリット

  1. 1.従来に比較して、緑化できる壁面や緑化の形状が多様です。
  2. 2.従来の苗の導入に加え、種子からの導入が可能で、植生の多様化が図れます。
  3. 3.枠材・固定材等の削減や育苗省略等により、設置費用は10万円/m2を下回ります(潅水設備を含む)。
  4. 4.一般の人が種まきやその後の育成を楽しむことができ、地元の住民参加による環境教育やイベントなどの企画に最適です。

特記事項

播種による導入の場合は、その植物の播種の適期を順守してください。

実績
  • 前田建設技術研究所実証試験
  • 飯田橋富士見二丁目再開発工事(現場事務所壁面への適用)
適用工種
建築物、仮囲い、モニュメント等の壁面等