※1)下流域に迷惑 山は川の源泉であり、そこを開発する場合は沢や地下の水を取りすぎず、使用後の水はきれいに処理し沢や地下へ戻すという、地下水を含む水循環が開発前と変わらない計画が理想的であり、下流地域の人達に迷惑を掛けないことになる。
※2)コストにうるさくない 意匠・機能が超重要視され「必要なだけ払ったる!」というお客様が空想世界では多いことを指している。前田建設では、現実世界でもそのような男気あふれるお客様を心よりお待ち申し上げております。
※3)ツインリンクもてぎ 1997年に本田技研工業(株)が、アメリカンとヨーロピアンいずれのモータースポーツも楽しめる場所としてオープンさせた、サーキットを核としたアミューズメント施設。一方で自然との共生を開発の主眼としており、インフラでの様々な工夫はもちろん、子供達に技術や森での遊びを楽しく体験させる施設も充実させている。世界中のいろいろなサーキットが登場するシルベスター・スタローン主演の映画『ドリヴン』(2001年)にも登場。
※4)遮水シート 最終処分場など地下に汚染物質を含む水が浸透していかないよう、予め下に敷いておく防水シートの事。長期間にわたって機能が維持できるよう「シートの漏水を検地するシステム」も弊社は併せて御用意しております。
だんだんと大枠の姿が見えてきたGrand Valley Speedway。しかしE部長は湖に対して一体何を思いついたのか? そしてツインリンクもてぎや富士スピードウェイを超える新たな機能を、前田建設は付加することが出来るのか?
次回ファンタジー営業部 GT4編 「Part 04 オーバースペックの嵐」 8月30日(火)公開予定。
※5)一軸圧縮強度 岩やコンクリートの硬さを示す指標。側圧を受けない供試体の圧縮応力の最大値。より具体的には試験する円筒形のピースを上下から押しつぶす試験機にて荷重をかけた時の最大応力を面積で割ったもの。なお「側圧を受ける=地盤中で周囲の圧力により拘束された状態を再現する」三軸圧縮強度という試験も存在する。ちなみにコンクリートなら普通、一軸圧縮強度は普通20N/mm2程度以上。
※6)ラス網 金属板に切れ目を入れ、均等に広げることで菱形状の目をつけた金属網のこと。岩肌の表面の剥離を押さえるためにこれを張り巡らすことを指している。
※7)調整池 主に台風や集中豪雨など短時間の降雨により下水や河川への流入量が急激に増加し、容量オーバーとなることを防ぐため、開発地近傍の最低位部分に作られる水溜めの事。これにより流出量をコントロールする。最近では地下式のものも作られている。