当社は、当社の企業行動憲章である「MAEDA企業行動憲章」においても、『MAEDAで働くすべての人々が安心・安全と健康に配慮した、快適で効率的な職場環境づくりに努めます』と記し、これまでも安全で快適な職場の創出に努めてきましたが、2018年より当社が推進しているCSV-SS経営の実現には職員の健康が重要であるとの考えに基づき、健康経営の取り組みを本格的に開始しました。
方針(健康宣言)
職員の健康は、職員一人ひとりの生活基盤であるばかりでなく、会社にとっても大切な財産であり、会社発展の源泉(事業基盤)である。
体制
健康経営の主体は職員一人ひとりであるとの認識のもと、社長が統括責任者として、経営革新本部が中心となり全国土木建築国民健康保険組合とともに推進する活動を牽引します。
施策
当社は、健康に関する課題を「生活習慣病の発生ならびに重症化の予防」とし、以下の施策(全施策の内の一部を抜粋)に取り組んでいます。
- 定期健康診断にて要再検査・要精密検査と判定された職員に対し、再受診のための費用を会社が一部補助し、再受診を徹底します。
- 毎年実施しているストレスチェック時にアンケートを追加し、職員のプレゼンティズムの把握に努めます。
- セルフケア、ラインケア研修を定期的に実施し、ストレスマネジメントに対する意識づけを継続的に行います。
- 歩数に応じてMAEDAエコポイント制度「Me-pon」のポイントを付与することで、運動習慣の動機づけを行います。
- 性差によって生じる特有の健康課題に対する理解を深めるための研修等の機会を提供します。
- 女性特有の健康課題に対し、オンライン診療ならびに症状を軽減するための服薬費用を会社が補助します。
実績
当社の2024年度の実績は次の通りです(一部、2025年度の実績も含みます)。
実施項目 | 実績値 |
---|---|
定期健康診断(※1)受診率 | 100% |
定期健康診断(※1)後の再検査・精密検査受診率 | 67.5% |
ストレスチェック受検率 | 86.8% |
ストレスチェック高ストレス者率 | 7.6% |
健康サーベイの参加率 <回答結果(一部抜粋)> ■プレゼンティーイズム 通常、健康な状態で発揮できるパフォーマンスを100%としたときの、パフォーマンス発揮度平均値(SPQ):83.7% ■アブセンティーイズム 直近3ヶ月で、健康上の問題により、休みまたは調整した勤務時間がある場合の平均時間:4.93時間 ■ワークエンゲージメント 仕事への思いや感じ方について、UWES9項目における平均値:2.87点 | 46.8% |
女性特有の健康課題 「ルナルナオフィス」(※2)プログラム実施 ■月経プログラム参加者アンケート回答 <回答結果(一部抜粋)> プレゼンティーイズム 生理に伴う不調がない時に発揮できる仕事の出来を100%としたときのパフォーマンススコア 実施前 41.7% → 実施後 72.5% | パフォーマンス改善度 30.8ポイント |
女性特有の健康課題 「ルナルナオフィス」(※2)プログラム実施 ■更年期プログラム参加者アンケート回答 <回答結果(一部抜粋)> プレゼンティーイズム 更年期に伴う不調がない時に発揮できる仕事の出来を100%としたときのパフォーマンススコア 実施前 65.0% → 実施後 72.5% |
パフォーマンス改善度 7.5ポイント |
男性特有の健康課題 「ルナルナオフィス」男性更年期実証実施 ■男性更年期実態調査(※3)回答率 | 56.1% |
(※1)定期健康診断に代替する人間ドック含む
(※2)女性が抱える健康課題をテクノロジーの力で解決するフェムテックサービス
(※3)男性更年期に対する意識変化・行動変容の実証において実施した調査(35歳以上の男性職員対象)
<フェムテックサービス導入のお知らせ>
2023年7月12日リリース:建設業界初 フェムテックサービス『ルナルナ オフィス』を導入
2023年12月12日リリース:フェムテックサービス『ルナルナ オフィス』の「更年期プログラム」を導入
<男性更年期に係る実証実施のお知らせ>