TALK SESSION

建築|若手社員座談会

前田建設には、10カ月に及ぶ新入社員研修から始まり、キャリアに応じた各種研修、現場での実践的な学びなど、自分らしく成長していく環境が整備されています。ここでは、新入社員研修のインストラクターを務めた中堅職員を中心に、建築施工管理者としてどのように成長し、キャリアを築いてきたか、語り合っていただきました。

PROFILEプロフィール

  • 森本 康介MORIMOTO KOSUKE

    経営革新本部 人事部 兼
    建築事業本部 教育長
    1999年入社

  • 有川 一大ARIKAWA KAZUHIRO

    東京土木支店
    2018年入社

  • 内嶋 佑輔UCHISHIMA YUSUKE

    関西支店
    2017年入社

  • 藤村 周平FUJIMURA SHUHEI

    九州支店
    2016年入社

  • 加藤 剛KATO GO

    北海道支店
    2015年入社

  • 南 雄太MINAMI YUTA

    建築事業本部 企画推進部
    人財開発グループ
    2016年入社

  • 荒尾 成美ARAO NARUMI

    関東支店
    2018年入社

SESSION 01 手厚い新入社員研修の中で
同期との強い絆を育む

内嶋
内嶋

私が入社した2017年から、現在の新入社員研修制度が導入されました。2カ月の導入・専門研修、その後約半年の実地研修、そして振り返り研修と、11カ月にわたって実施されました。研修のインストラクターも経験しましたが、年々より良い研修に進化していると感じますね。この研修で建築施工の基本の知識が身に付き、本配属でもスムーズに業務に入れたと感じています。

荒尾
荒尾

私は大学で建築を深く学んでいませんでしたし、施工管理業務に関してほとんど知識がなかったため、私にとってありがたい制度でした。10カ月後の本配属の際には、ある程度知識を持った状態で着任できたため、職人さんたちとのコミュニケーションもスムーズに取ることができたと思います。また、同期と過ごす時間が長く、悩んだときに気軽に相談できる仲間がつくれたことは、大きな財産になっています。

有川
有川

そうですね。同期との関係性や絆を築くことができるのは、当社の新入社員研修の特徴の一つだと思います。10カ月という時間の長さがそれを実現しています。実際、配属後に困ったときや悩みがあったとき、同期の存在はとても頼りになります。もちろん、ゼネコンとして働くうえで大切にしなければならないことや自発的に学ぶことの重要性など、社会人としての多くの学びもありました。

南

私の時代の研修は2週間程度の短期間で、会社のことや安全、建築の基礎知識などを学びました。どちらかというと、配属先の現場での実践で吸収していった印象が強いですね。ただ、入社10年経っても同期というのは特別な存在で、久しぶりの再会・交流でも気軽に話したり、こうした人的ネットワークは業務の様々な場面で活きていると感じています。

加藤
加藤

2016年入社までは研修内容に大きな変化はなかったので、私も基本的なビジネスマナーや業務の基礎知識が中心でした。メール文章の作成方法や名刺の渡し方など、10年以上経った現在でも役に立っていますね。社会人としてスタートする貴重な時間でした。

森本
森本

私が入社したのは四半世紀前ですが、当時の研修は土木・建築合同のカリキュラムも含めて3週間程度の短期間で行われていました。まずは現場に配属し、業務を通じて経験を積ませることで早期の成長を促す意図があったのだと思います。確かに、人の成長において実戦に勝るものはないと思いますが、その実戦に臨む前の準備期間として、現在の手厚い新入社員研修制度が導入されたと思います。

藤村
藤村

私たちの世代も森本さんの時代と大きな違いはなく、短期間の研修でした。社会人としてのマナーや建築の基礎的なことを学んだ記憶があります。現在のように手厚い内容ではありませんでしたが、一番心に残っているのは、学生から社会人になる心構えができたこと。現在の研修は、それに加えて建築施工管理者としての心構えができる内容だと思います。

SESSION 02 建築現場での多彩な経験が
着実な成長を促した

森本
森本

私が新入社員として現場に配属された際、最初に学んだことの一つは「物事の決断や判断には根拠が必要である」ということです。配属された現場は規模に対して職員数が少なかったこともあり、比較的早い段階でいくつかの工事担当を任されるようになりました。そのときに仕事に対する責任の重さを痛感。この経験をきっかけに、物事を進める際には十分に考え、調べたうえで行動するよう心がけるようになりました。

藤村
藤村

若手が現場で成長するには、建設業のルール・流れを理解することが大事だと思います。もちろん、初めはできる仕事を任されますが、それに止まることなく、現場で使用される数値は何を根拠にしているのかを考え、仕様書や図面を読んでみるなど、そういった行動が学びにつながります。私自身、ルールと流れが腑に落ちてからは仕事の仕方が大きく変わりました。

有川
有川

私が感じるのは、様々な経験や知識に無駄なものは一切ないということ。新入社員で経験する内容であっても、本人の取り組み方次第でその後の業務に役立つことはたくさんあります。私自身、最初の現場では「協力会社とどう仕事をしていくか」「ゼネコンとしてどうあるべきか」を試行錯誤で取り組みましたが、それが成長につながったと感じています。

南

私の時代は、新入社員の研修が短期間だったこともあり、現場が学びの場でした。現場は所長や課長によってやり方が違うこともあり、現場一つひとつが勉強・実践の場になっていますし、現場を経験した数だけ学びと成長があると思います。

加藤
加藤

私がこれまで経験してきた現場は職員数が数名の作業所が多く、これがキャリアの大半を占めています。そのため、着工から竣工までの幅広い業務に触れる機会があり、様々なスキルを習得することができました。また、建築の基礎知識に加え、業務を円滑に進めるためのコミュニケーションスキルの重要性を、年次を重ねるごとに実感しています。

荒尾
荒尾

私は東京と関西の現場で工事を経験しましたが、いずれの現場でも、相手の立場に立って考えることが重要だと感じる場面が多々ありました。様々な協力会社・職種の方々が協力しながら工事を進めるため、相手の立場で考え、理解し、行動することが、現場をスムーズに進めることにつながると思いますね。

内嶋
内嶋

同感です。また、私が現場経験を通じて感じるのは、相手に「伝える力」の大切さです。自分自身は理解していても、伝え方によっては受け取り方が変わってきてしまうことがあるので、的確に伝える力は非常に大切なスキルだと感じています。

SESSION 03 研修や現場での主体的な行動が
自身のキャリア形成につながる

森本
森本

これまで、先輩だけでなく協力会社の方々からも多くの指導を受けながら、徐々に業務の幅を広げていきました。最初は一工種の担当から始まり、躯体工事や仕上げ工事全体を任されるようになり、施工知識やコミュニケーション力、問題解決能力が磨かれました。また、主任→課長→所長とステップアップしていく中で、チームをまとめるマネジメント力を身につけることができました。キャリアを築くうえでは、研修や実務を通じてスキルを学び、自分を磨き続けることが鍵だと思います。

内嶋
内嶋

私は、10年次までの年次研修や、2度あるローテーションの制度などが、自分のキャリアを考えるいい機会になっていると思います。個人それぞれがしっかりと自分のこれからを考えられているかで、今後のキャリアは変わってくると思います。

藤村
藤村

3年目くらいまでは目の前の業務に目が行きがちになりますが、4年目以降から、よく観察し、先輩が担う仕事を自分事として考えるようにしていました。そうすることで、いざ自分がその立場になった時にスムーズに仕事をすることができます。また、現場工事に関連する資格を取得することもキャリア形成には重要ですね。

南

私の場合、若いうちに小さい現場を経験でき、最初から最後まで工事に携われたのは貴重な経験でした。上司がどのような仕事をしているかを近くで見ることができたので、「何をすべきなのか」「どういう考え方を持てばいいのか」を意識するようになりました。

荒尾
荒尾

私は、入社当初は基礎知識があまりない状態でしたが、研修や現場での学び、先輩職員からのご指導によって少しずつ業務を覚えていきました。また、6年目では安全環境部、7年目では新入社員研修のインストラクター担当の業務に携わるなど、新たな経験や挑戦をする機会を得ることができました。これらは今後のキャリア形成の糧になると思っています。

加藤
加藤

これまでのキャリアの中で、自分に負荷がかかるタイミングが何度かあり、それを乗り越えることでスキルが向上・成長すると感じました。一人で小規模な現場を着工から竣工まで担当したことがあるのですが、主体的に業務を進める中で、それまで上司が行っていた業務内容にも触れることができ、大きな成長の機会となりました。

有川
有川

そうですね。私たちの仕事に限らず、社会人として成長するためには、ときには多くの業務を任せてもらうことやプレッシャーのかかる業務を経験することも重要だと思っています。私自身、中小規模の現場でそういった経験をすることが多く、様々な業務を任せてもらえたことが成長につながったと感じています。

SESSION 04 新入社員は、失敗を恐れずに吸収する期間
基本的なことを確実に実践してほしい

加藤
加藤

若手のうちは失敗を許容される環境が整っているため、積極的に様々なことに挑戦してほしいと思っています。主体的に業務に取り組むことが多くの学びと成長につながりますし、多くの挑戦を通じて自身の築きたいキャリアも見えてくると思います。

荒尾
荒尾

新入社員研修は多彩な知識を吸収できる貴重な時間です。それを最大限に活用するためにも、自ら積極的に行動する姿勢を持ってほしいですね。私自身、入社したばかりの頃はわからないことだらけでした。だからこそ何でも聞くことができる研修期間中に、いろいろなことを見て聞いて学んでほしいと思っています。

内嶋
内嶋

1年間、新入社員研修のインストラクターを担当しましたが、新入社員研修ではスキルに関してそれほど違いは出ません。スキルよりも、元気に挨拶ができて、物事を前向きに考え、学ぼうとする姿勢こそが重要だと思います。

南

新入社員研修を終えたからといって、業務に必要な知識・スキルが十分身に付くわけではありません。知識やスキルは現場経験・業務経験を積まないと蓄積されない部分はどうしてもあると思うので、基本的な報連相の実践、学ぶ姿勢や積極性といった、当たり前のことを当たり前にできるようになってほしいと思っています。

有川
有川

私が新入社員に求めるのはシンプルで、自ら学ぶ姿勢、他責にしない思考・行動、そして信頼される人間力です。これらは知識・スキルと同様に、社会人として必要な資質であり、これらを意識することが、実際の業務を進める力・成長する力になると感じています。

森本
森本

有川さんと似ていますが、新入社員に期待するのは、主体性・積極性、信頼される人になること。何事にも興味を持ち、主体的かつ積極的に取り組む姿勢を大切にしてほしい。また、「この人は信用できる」「任せられる」「一緒に働きたい」と周囲に思われるような存在になってほしいですね。そのためには、まず身だしなみや挨拶、約束を守るといった基本的なことを確実に実践することが大切だと思います。こうした積み重ねによって信頼を得ることができれば、より多くの仕事や成長のチャンスが巡ってきます。

藤村
藤村

新入社員に多くのスキルは求めません。それよりも、建設の基礎的な知識の吸収とそれを定着させる努力が垣間見られると嬉しく感じます。新人研修では、研修内容が実際の業務とどう結びつくのかを考えながら講義を受けてもらいたいです。また、新入社員同士の絆も深めることも大事ですが、インストラクターや教育長との関わりを通して、社会人としての心構えや考え方、所作なども学んでほしいですね。

SESSION 05 前田建設で働くとは
自分らしく働くということ

加藤
加藤

ここまでいろいろと話してきましたが、前田建設には、一人ひとりの適性を見極め、スキルを最大限発揮できる仕組みがあると感じています。具体的には、毎年必ず職員全員に異動希望や将来のキャリアについての確認を行い、個々の適性や希望を会社が把握する機会があります。本店の職員が各支店の職員全員と面談を実施することで一人ひとりの悩みや考えを引き出す制度もあります。

藤村
藤村

1年を通して自己申告する制度があり、業種や働き方について会社に要望をだすことができます。必ずかなうわけではありませんが、面談で相談することもでき、職員をしっかり見てくれている温かさを感じますね。

有川
有川

実際の現場で感じるのは、面倒見の良い社員が多いこと。この「人の良さ」は前田建設で働く大きな魅力だと思います。また、風通しが良いことも魅力の一つです。だからこそ、若手でも自分の意見を現場に反映させやすいのだと思います。

内嶋
内嶋

私もそれは強く感じます。前田建設の魅力はやはり「人」。前田建設の職員は、困っているときには目線を揃えて相談に乗ってくれ、アドバイスをくれたり、逆に部下を自分の目線まで引っ張り上げ、新たにチャレンジの機会をくれたりと、尊敬できる人が多いです。

荒尾
荒尾

私はいくつかの支店・部署を経験してきましたが、いずれの支店・部署でも「雰囲気がいいな」と感じてきました。特に、気さくで話しやすい人が多い。作業所勤務の場合、工事期間中は作業所のメンバーと毎日一緒に働くことになるため、雰囲気の良さはとても大切な要素だと思います。

南

皆さんがお話ししていることは私も同感ですが、ワークライフバランスという側面から言えば、現場にいても本店にいても、子どもや家族を優先したそれぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができるのも良いところ。周りの方がサポートしてくれることが当たり前にできている会社だと思いますね。

森本
森本

みんなが感じていることだと思いますが、当社は職員同士の人間関係が良好で、人あたりの良い人が多い職場です。また、自主性を重んじる文化が根付いており、挑戦することを奨励している。たとえ失敗したとしても、それを許容し、次の挑戦を支える雰囲気があります。このように、自分らしく成長できる環境だと思っていますので、学生の方には自身の可能性を信じて、臆することなく、前田建設をのぞいてみてほしいです。