勝どき六丁目再開発#1

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再開発構想 都心生活を謳歌する街をつくる

 勝どき六丁目地区第一種市街地再開発事業について、住友商事株式会社、住宅・都市事業部長、勝六再開発株式会社社長を兼務しておられる安藤伸樹氏は、こう語った。
 「このプロジェクトは、住友商事と勝六再開発がミサワグループさんから事業継承しました。賃貸住宅813戸、分譲住宅1981戸、合計2794戸という賃貸と分譲が融合した共同住宅になっていることも、当計画の特徴です。
 ツインタワーの外観は、朝焼けを受けて浮かび上がるヨットの帆をイメージしています。7色のタイルでグラデーションにすることにより、ランドマークにふさわしい特徴あるファサードを構成しています。
 共用部分は日本最大規模だからこそできる付加価値として、考えうるものすべてを盛り込み、都心の生活を充実させ、居住者のステイタスを上げることに重点を置いて計画しました。
 高層階には、東京湾の花火も鑑賞できるパーティールームや、眺望を楽しむバーラウンジ、居住者のお客様に宿泊していただくためのゲストルームをご用意し、いつでも食事をご注文いただけるようホテルと提携したケータリングも企画しています。
 また、最高級のシティホテルのようなロビーラウンジ、大型スクリーンで映画を楽しむシアタールーム、受験勉強などに最適なスタディルーム、外部の企業との提携によるエステティックサロン、ペットを飼う場合は提携したペットスクールで教育を受けることを条件とするなど、斬新な企画も盛りだくさんです。
 駐車場は全戸数の47%にあたる1304台分を確保し、さらにリース会社と提携したカーシェアリングも導入予定です。
 低層階には、24時間営業のスーパーマーケット、クリニック、保育所などを誘致し、低層棟「シーサイドアネックス」には、25mプール3コース、フィットネスジム、ゴルフレンジを計画。
 セキュリティは、カードをかざすだけの非接続型キーシステムを採用し、外出先から施錠の確認ができるなど、最先端の機能を導入しました。
 販売にあたっては、広いエリアの方に知っていただくために「I LOVE NEW TOKYO」をキャッチフレーズとし、リチャード・ギアをイメージキャラクターとして起用しました。テレビコマーシャルほか、あらゆる広告媒体を利用してセンセーショナルなPRを展開したこともあり、おかげさまで短期間で完売できました。
 完成後の、オペレーションも当社の重要な仕事です。1万人規模の街で都心の暮らしを満喫していただき、地域の活性化にも貢献できますよう、さらなる努力をさせていただきます」

住友商事株式会社
住宅・都市事業部長
勝六再開発株式会社社長

安藤伸樹



SEASKY GUEST ROOMにはジャグジーも完備されている
※(THE TOKYO TOWERSのモデルルームより)



外観完成イメージ

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