山須原発電所調整池内崩壊斜面災害復旧工事
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山須原発電所調整池内崩壊斜面復旧に先駆けて、前田建設は2006年に崩壊斜面法尻部に大型土嚢を設置する応急復旧工事を行った。
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上流部の高低差100mでの急勾配には、作業構台から工事用道路を造成。大型土嚢を積んで道幅を確保するなど工夫し、索道を設置して施工箇所に小型重機を吊り上げ、大型重機を組み合わせて作業した。 ※長繊維混入補強土工とは、繊維と砂を混ぜて厚さ20㎝ほど吹き付けて、もたれ擁壁を造る工法。
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護岸の侵食防止を目的として、φ2000㎜の場所打ち杭61本を施工し、長さ122mの護岸工を完成。杭を施工する際は、掘削に使用する全周回転機が動かないよう、鋼製の定規を作業構台にしっかり固定し、精度を追求。夜間に掘削、日中にコンクリートを打設して、1日に1本のペースで、隙間なく連続させて施工。隣接して打設したことを目視点検し、品質を確保した。
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