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オープン#3

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THE ICI Partnership 共に挑むイノベーション 共創事業事例

組織間の交流を通じて、建築・インフラ産業分野における新たな知見や新産業の創出を目指す。

高知工科大学 学長 磯部 雅彦 氏

知のネットワークパートナーとして

高知工科大学は2019年1月30日に前田建設と包括的連携協定を結ばせていただきました。学内では、機械、電子、情報、土木、建築、さらには材料、化学、生物、環境といった広い分野を取り扱うとともに経済やマネジメントといった分野の研究教育を行っています。さらに、開学時に掲げた「工学をシステムで捉える」という理念は、ICI総合センターが標榜する「統合的に扱う」というコンセプトにもマッチしています。本協定の一環として、前田建設と本学をテレビ会議システムでつなぎ、いつでも学術指導や相談、情報交換などが可能となりました。また、共同開発中の自動搬送ロボットも実用化が間近です。ICI総合センターでは広く社会インフラを統合的に扱うため、さまざまな情報が必要になるでしょうし、またそれらの正否に関する問題も顕在化するはずです。こうした課題を本システムを介し、本学に提起していただき、学内のさまざまな研究者のなかで最も適切な者に繋ぐという効率的な学術指導を行います。このようなシステムでICI総合センターのオープンイノベーションの一翼を担っていきたいと思います。

さまざまなベンチャーや産官学の連携により、新しい技術、新しい未来が加速的に開かれてゆくことを確信。

ミツフジ株式会社 代表取締役社長 三寺 歩 氏

社会実装パートナーとして

 前田建設とミツフジは2年前に共同での実証実験や新しい働き方に向けたさまざまな取り組みを一緒にさせていただきました。主に建設作業員の方々の健康管理という課題に対して技術開発を行っていますが、出資に加え、現場を実証実験の場としてご提供いただくなどの支援も受けています。こうした取り組みの成果が少しずつ表れ始め、今年2月にサンフランシスコで開催されたIBM国際会議でのスピーチに繋がりました。
 ICI総合センターのオープンは、これまで私たちが前田建設と取り組んできたような新しい取り組みの基礎となり、そこからさまざまなベンチャー企業や産官学の連携によって、新しい技術、新しい未来が加速的に開かれていくものと確信しております。

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