法令等遵守(コンプライアンス)

法令等遵守(コンプライアンス)

  • 16 平和と公正をすべての人に

方針・考え方

誠意ある健全な事業活動を通じ、企業価値の向上を追求していく上で、法令等の遵守は企業経営の基本であると考えています。当社は、持続可能な経営を行うために法令等の遵守体制を整備し、適切な運用を行っています。

当社は、2005年に「MAEDA企業行動憲章」を制定して以来、「コミュニケーションと情報開示」「公正な競争」「国際ルールの遵守」「企業倫理の徹底」をはじめとした法令等の遵守に努めるとともに、社会からの要請の変化に応じて当憲章の見直しを随時行ってまいりました。

2020年には、同年6月よりハラスメント対策が事業主の法令上の義務となり、これを放置することは企業活動に影響を及ぼすことになるという認識のもと、会社としてハラスメント撲滅を宣言し、「MAEDA企業行動憲章」の大幅な改定を行いました。

さらに、長期的かつ安定的な成長を実現するためには、法令等の遵守に加え、ESG(環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance))に関する諸問題への取り組みを強化することが不可欠であるとの考えに立ち、「真に豊かな社会の創造」「人権の尊重」「経営トップの率先垂範(実効あるガバナンス体制の構築)」を新たに行動憲章の項目として定めています。

企業行動憲章全文はこちら

MAEDA企業行動憲章
MAEDA企業行動憲章

マネジメント

法令等の遵守についてはインフロニアグループ及び前田建設グループ全体で活動推進に努めています。2021年度より法務部を法務・コンプライアンス部に組織変更し、同部がグループ各社の法令等遵守(コンプライアンス)を統括・推進しています。具体的には、年1回、法務・コンプライアンス担当者カンファレンスを開催し、本支店、グループ各社の法務・コンプライアンス担当者が一堂に会し、法令等遵守に関する意見交換や弁護士による研修を実施しています。また、新入社員、3年次、5年次などの年次研修会、本支店、グループ各社における責任者会議などで、入札談合防止、インサイダー取引防止、ハラスメント防止、選挙協力、内部通報など必要な法令教育を実施し、法的リスクの低減を図っています。
また、2022年6月の公益通報者保護法の改正に対応するため、新たに内部通報規程を制定し、法務・コンプライアンス部が所管し運用しています。

内部通報制度はこちら

コンプライアンス推進体制(ラインのみ)

実績

当社および社員が果たすべき社会的な役割とその責任を明確にした「MAEDA企業行動憲章」、「MAEDA行動規範」、「前田倫理要綱」や各方針などを折にふれて確認できるよう、「MAEDA経営規範」をまとめ、データで全社員に配布しています。

また、1年次、3年次、5年次の各集合研修時にCSR・コンプライアンス研修を実施しています。特に「MAEDA企業行動憲章」ならびに「MAEDA倫理要綱」については、入社すぐの研修で読み合わせやテストを行い、内容の理解促進と意識浸透に努めています。

理念等の浸透・定着:【KPI】経営規範に関する教育の受講

理念等の浸透・定着:【KPI】経営規範に関する教育

※受講割合:100%(前田建設工業㈱単体)

アイコン研修を受けた
新入社員のコメント

  • 経営規範に対して、段階的な目標があり、それらが事業本部を経由し、私たち社員に浸透していくのだと知りました。(職種:建築 男性)
  • 経営規範、経営方針は全ての業務に繋がっていると感じた。(職種:土木 女性)
  • 日々の業務においても会社の上位の理念を頭の片隅に入れておけるよう勉強したいと思った。(職種:事務 男性)