PROJECT | 01

アジア発の非日常・空間を
造成から体験までつくり出す

南房総市プライベートドライブコース建設

前田建設が何をしたか

01東京ドーム約8.5個分の
広さにおよぶ大規模造成

千葉県南房総市にある約40万㎡の広大な開発区域は、山間部という自然豊かな場所を舞台としています。トウキョウサンショウウオをはじめとする希少な生物や植物は、工事の着手前にモニタリング、保護、移植前と同じような環境(土質、日照環境など)を選定し移植を実施するなど、地域の生態系や環境へ最大限配慮しながらプロジェクトを遂行しました。
加えて山間部を舞台にした工事では、都心部での工事にはない難しさがあります。人が歩くことすら困難な谷の地形に大型機械や車両を投入する必要があり、土木工事によって発生した150万㎥の掘削土を動かし現場の地形が変化する中、豪雨や台風にそなえた防災対策をしながら造成工事を進めていきました。
全体工期が3年と定められ、さらには工事着手から1年半後には建築工事を始めなければならないという厳しいスケジュールの中、前田建設の現場力を最大限に活用することで工期を守り、無事竣工を迎えたのです。

前田建設が何をしたか

02唯一無二のサーキットを目指し
規格外の18.65%縦断勾配の
舗装に挑む

本格的なサーキットコースの施工経験がない中、当プロジェクトにおいては同じインフロニア傘下の前田道路と協力し、非常にチャレンジングな工事に臨みました。特に18.65%という規格外の急勾配舗装においては模擬コースを作成し、何度も試験施工してPDCAサイクルを回し、最高品質のコースをつくることに尽力しました。さらに縦断勾配だけでなく、曲率半径10mの急カーブにも対応するため、完成する地形を3Dデータで可視化することで関係者間でイメージを共有し、3次元設計データをICT建機に連携することで施工性の向上を実現。ものづくりに不可欠な「完成形のイメージ」を多くの関係者と共有するスキルを存分に発揮し、難工事を成し遂げました。

前田建設が何をしたか

03特別な空間をつくる

本格的なドライビングコースとともに、欧州のラグジュアリーなドライビングクラブをイメージした宿泊施設などを併設しています。メインとなる建物は2階建てのクラブハウスで、プールや露天風呂、レストランのほか、ファミリーラウンジなど家族向けのスペースがあり、会員だけではなく一緒に訪れた方も安らぎ、楽しい時間が過ごせる場所になるよう、日本の伝統建築とモダンの要素を融合したデザインを基調に空間づくりを行いました。
コンセプトを実現するため、発注・運営者であるコーンズ富浦株式会社様や建設コンサルタントと密な打ち合わせを重ね、細部にまでこだわり抜きながら施工が進められました。

なぜ、前田建設ができたのか

南房総の険しい谷あいにつくられた、世界に唯一のプライベートドライブコース開発。立ちはだかったのは、自然との共生と、難工事という二重の挑戦でした。
様々な関係者と連携し、いままで培ってきた施工技術や海外含めた使用機械の選定を考え、ICT技術を駆使し、最高品質のコースをつくり上げることに尽力。現場で考え、試し、修正するPDCAの連続は、技術を磨き、さらに人を成長させる、前田建設にとっても大きな経験となったのです。
各分野のプロフェッショナルが互いを信じ、「このチームなら、やれる」という確信のもと支え合い、建設的な意見を言い合える風通しのいい人間関係こそ、前田建設最大の武器だと考えています。自然を大切にし、未知に挑み、仲間とともに成長する。その積み重ねが、唯一無二のコースを生み出しました。
前田建設は、困難の中でこそ輝くチームです。

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