PROJECT | 03

官民による
新しい公益の発展を目指した
エンターテインメントアリーナの誕生

IGアリーナ

前田建設は、IGアリーナのオフィシャルパートナーである
インフロニアグループの一員であり、
IGアリーナの設計・施工から維持管理・運営に携わっています。

前田建設が何をしたか

01新たなスタジアム/アリーナへの
期待に応える

現在、スポーツ庁と経済産業省が中心となり、まちづくりや地域活性化の核となるスタジアム・アリーナの整備に取り組む「スタジアム・アリーナ改革」が進められています。改革のモデルとなる「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」の整備が進められる中、前田建設においても、スポーツイベントだけでなく世界のトップアーティストの音楽コンサートなどにも対応できる「世界基準のアリーナ」実現に向けて取り組んできました。
「IGアリーナ」は、2025年7月に開催された大相撲名古屋場所でグランドオープンを迎えたプロジェクトです。愛知県が発注者として、官民両方の資金を合わせて施設整備を行う「BTコンセッション(独立採算型)」という事業方式が採用されています。
「建てて終わり」のプロジェクトではなく、施設整備後は前田建設を含む数社により組成されたSPC(特別目的会社:株式会社愛知国際アリーナ)が30年間、施設運営を担います。

前田建設が何をしたか

02収益を確保した
最先端のアリーナ運営を実現

プロジェクトの特徴として、従来の貸館事業だけでなく、海外企業とアジア最大級のネーミングライツ(施設命名権)契約を締結したほか、国内企業数十社と各種パートナー契約を締結し、様々な事業を展開しています。
また、アリーナ内で様々な過ごし方ができるよう、ホスピタリティ溢れる空間・サービスの提供を目指しています。個人のお客様が楽しめるプレミアムラウンジや、企業向けのVIPルームを完備し、多様なニーズに応えるサービスを充実させています。
設備面においては、巨大な舞台セットを用いる海外のトップアーティストによる音楽興行などにも対応できる30mの天井高と、国内最大級の上下二段昇降式のセンターハングビジョンや全長220mのリボンビジョンも完備し、世界基準の施設を整備することで、様々な興行に対応し施設稼働率を高め、運用収益の向上を図っています。
さらに今後、国内通信会社が開発する革新的な通信・処理インフラ「IOWN」の導入を予定しており、リアルタイム3Dライブビューイングやスポーツ観戦体験をより一層充実させていきます。

前田建設が何をしたか

03様々なイベントで臨場感を
高める観客席レイアウト

現在、世界ではロンドンの「O2(オーツー)アリーナ」やロサンゼルスの「クリプト・ドットコム・アリーナ」など、スポーツとエンターテインメントの両方が楽しめるアリーナが主流となっています。そんな中、「IGアリーナ」では観客席のレイアウトにおいてスポーツ観戦に適したオーバル(楕円)型と音楽ライブなどに適した馬蹄型を融合させたハイブリッドオーバル型のアリーナを採用しました。
様々なイベントを距離を感じずに楽しめるすり鉢状の座席配置は、1階可動席、2階固定席・d CARD LOUNGE(プレミアムラウンジ)、3階スイート、4階スタンド席など、どのフロアの席からでも見やすい傾斜角度にすることで、すべての観客のサイトライン(前の人の頭や肩を越して舞台を見ることができる視野の限界線)を確保し、これまでにないアリーナ体験を実現しました。
大相撲名古屋場所、B1リーグ所属クラブ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームゲームをはじめ、国内外のアーティスト公演や国際的なスポーツ大会の開催を予定しています。

なぜ、前田建設ができたのか

世界基準のアリーナを、日本の真ん中で。
その挑戦が「IGアリーナ」です。官民が連携し、30 年先まで続く“新しい公益”をつくる。前田建設は、この壮大なビジョンを、単なる建設ではなく「まちづくりそのもの」としてとらえました。
このプロジェクトでは、施設を建てて終わりではありません。完成後も、前田建設が中心となって設立したSPC(株式会社愛知国際アリーナ)が、30 年間にわたり運営を担います。つまり、「つくる責任」と「育てる責任」を同時に背負う。これこそ、未来志向のゼネコンの新しい挑戦です。巨大な舞台装置を支える 30mの天井高、世界最大級の可動ビジョン、これらを精密に設計・施工しながら、観客がどの席にいても一体感を感じられる“ハイブリッドオーバル型”の空間を実現しました。スポーツも音楽も、最高の臨場感で楽しめる、日本初のアリーナです。
技術力はもちろん、前田建設の強みはチームとして未来を描ける力。
行政・企業・設計者・地元住民など、多様なパートナーと協働しながら、一人ひとりが「この場所で新しい感動を生み出す」という使命を胸に進みました。前田建設は、ただ建てるだけの会社ではありません。“世界をワクワクさせる舞台”を、自らの手でつくり出す。
その志こそが、「IGアリーナ」を現実にした原動力です。

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