RC造超高層集合住宅02

安全性を保障する高度な耐震設計システム

材料の強度化

現在での、我が国における実用化可能な最大強度(FC100N/mm²以上)のコンクリートと、高強度鉄筋(SD490~SD590)を使用して設計します。

解析技術の向上

立体弾塑性解析などの、精度の高い静的解析および動的解析の技術により、大地震発生時の建物挙動を詳細に予測し、信頼性の高い架構の設計を行います。

部材性能の把握

プレキャスト化されたRC造各部材の性能は、構造実験により確認され、その安全性が保証されています。

耐震性能の確保

震度7クラスの大地震に対しても、充分耐えうる性能を確保し、居住者の安全を確保します。

終局強度型耐震設計
終局強度型耐震設計
弾塑性地震応答解析
弾塑性地震応答解析
立体弾塑性地震応答解析
立体弾塑性地震応答解析
軸力PCa柱構造実験
軸力PCa柱構造実験
柱はり接合部構造実験
柱はり接合部構造実験
はり主筋プレート定着性能実験
はり主筋プレート定着性能実験

居住性と経済性に優れた構造システム

・純ラーメン構造を基本とした架構形式により、フレキシブルな住戸プランに対応しています。

・柱・はりのプレキャスト化をはじめとして、躯体各部において、可能な限り工業化を進めることにより、施工品質の向上と作業の単純化を図っています。
(プレキャスト柱、プレキャストはり、プレキャスト床版)

・はり端部の鉄筋にプレート定着工法を採用することや、鉄筋同士の接合に機械式継手工法を採用する事で、高密度配筋の柱・はりにおける施工期間の短縮化、現場施工の簡略化を図っています。
(ネジ継手グラウト式、柱主筋スリーブ継手(高強度モルタル充填)、はり主筋プレート定着)

居住性と経済性に優れた構造システム