安全性を保障する高度な耐震設計システム
材料の強度化
現在での、我が国における実用化可能な最大強度(FC100N/mm²以上)のコンクリートと、高強度鉄筋(SD490~SD590)を使用して設計します。
解析技術の向上
立体弾塑性解析などの、精度の高い静的解析および動的解析の技術により、大地震発生時の建物挙動を詳細に予測し、信頼性の高い架構の設計を行います。
部材性能の把握
プレキャスト化されたRC造各部材の性能は、構造実験により確認され、その安全性が保証されています。
耐震性能の確保
震度7クラスの大地震に対しても、充分耐えうる性能を確保し、居住者の安全を確保します。






居住性と経済性に優れた構造システム
・純ラーメン構造を基本とした架構形式により、フレキシブルな住戸プランに対応しています。
・柱・はりのプレキャスト化をはじめとして、躯体各部において、可能な限り工業化を進めることにより、施工品質の向上と作業の単純化を図っています。
(プレキャスト柱、プレキャストはり、プレキャスト床版)
・はり端部の鉄筋にプレート定着工法を採用することや、鉄筋同士の接合に機械式継手工法を採用する事で、高密度配筋の柱・はりにおける施工期間の短縮化、現場施工の簡略化を図っています。
(ネジ継手グラウト式、柱主筋スリーブ継手(高強度モルタル充填)、はり主筋プレート定着)
