この現場では、ISO14001に基づく環境保全の一環として、建設物廃棄物の現場からの排出を抑制し、最終的には「廃棄物ゼロ」達成を目標とする「4Rシステム(Reduce:削減、Reuse:再利用、Recovery:再生、Recycle:資源再利用)」などの環境保全対策を実施している。具体的な取り組みとしては、コンクリートバックスパン建設時に架設支保工に使用したコンクリートブロックの一部を海中に投下し、人工漁礁として再利用する計画も、漁農自然護理署との間で進めている。この活動が評価され、「2005年度環境企業賞」の建設会社部門で金賞を受賞した。
現場には世界中から資材が搬入され、日本や香港をはじめ、中国本土、フィリピン、ネパール、スイス、オーストラリア、ポルトガルなどの人々が建設に携わっている。約700万の香港市民と、香港を訪れる世界中の人々の注目を浴びながら、2009年3月の閉合、2009年10月の竣工を目指し、工事が着々と進んでいる。
「ストーンカッターズ橋」が香港の新たなランドマークとなり、ライトアップされて100万ドルの夜景に彩を添える日は近い。
|
この現場では、10人のスタッフと一緒に、車両の手配や事務所の管理など発注者のご要望にお応えしています。発注者と現場事務所とのよい関係をつくり、現場をバックアップすることに、やりがいを感じています。 |
|
 |
|