台北地下鉄松山線CG590A工区の施工について、発注者である臺北市政府捷運工程局 中區工程處 處長 余念梓氏は、次のように語った。 |
この工区の計画・設計の監督を務めています。前田建設の技術に自信を持って、発注者や設計コンサルタントに説明することも私の仕事です。この難しい現場で、私の専門分野である大地(地質)の理論を活かして、実際に施工できることがうれしいです。日本と台湾は客観的な環境条件が似ているので、日本の新しい工法を導入することで、前田建設にとっても台湾建設業界にとっても、良い結果を出せると思います。 |
台湾では通常、日本の建設会社と台湾の建設会社との共同企業体で施工します。それは、日本の会社が品質を管理し、台湾の建設会社が発注者との信頼関係を築き、地元の協力会社をコントロールするためです。この現場は前田建設が単独で施工しているので、我々台湾人スタッフが発注者や協力会社との関係の構築にベストを尽くし、スムーズに施工できるよう務めています。今後も良い関係を築きながら、難工事に挑みます。 |