岩手県大船渡市三陸町から釜石市甲子町にかけた三陸地域復興のリーディングプロジェクト「吉浜釜石道路」の整備。その基幹工事となる『新鍬台トンネル』の施工を前田建設が単独コントラクトで進めています。 ※トンネルの掘削面 |
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高速施工への取り組みのみならず、前田の独自技術を反映させた「覆工マルチ工法」を軸としてトンネルの施工品質向上を図っています。 |
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フリードーム 打設したコンクリートのひび割れを起こすメカニズムは表面部分の乾燥が第一の要因として挙げられます。これを回避しコンクリートが持っている水分を逃さぬようフリードームを設置して表面封函養生を行います。 |
終点切羽掘削 掘削データをスウェーデン製ジャンボに入力することで完全自動の掘削施工を行っています。安全かつ省人化を見据えた最新技術です。 |
施工スピードと品質を担保するための創意工夫は、自前でのコンクリート生産にまで及んでいます。 前方地質探査技術(TSP) 掘削前に事前に地質変化面の広がりや位置を3Dで把握できる前方地質探査技術(TSP)を駆使して適正な掘削パターンを選定。効率的な施工を実現させています |
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協力会社と足並みを揃えて
新鍬台トンネル作業所 |
高品質のトンネルを、安全に高速施工で完成させることが我々前田建設に課せられた使命です。それを実現させるためには協力会社の力が欠かせません。当工事の施工にあたっては、金子組をはじめとする協力会社各社の全面的なバックアップを得ています。もちろんトンネル掘削の月進距離やずり出しの月間量記録も彼らの力あっての賜物と言えるでしょう。 |
新鍬台トンネル作業所 |