前田建設工業株式会社(本店:東京都千代田区、社長:前田操治、以下「当社」)は、海上自衛隊下総航空基地より基地排水路を流れる水のPFOS/PFOA対策検討業務を受注いたしました。
本業務は基地内の排水口において、暫定指針値(50ng/L)を超過するPFOS等が検出され、千葉県及び近隣の自治体から流出防止対策の速やかな実施要望を受け公告されたものです。
当社は、開発したPFAS吸着処理システム「De-POP’s ION®(デ ポップス イオン)」を用いて、多くのPFAS対策工事を実施した経験※を元に、現地への適切な処理検討を進めて参ります。
<De-POP’s ION®の特徴>
PFOS・PFOA吸着処理システム「De-POP’s ION®」(写真1)は、「除濁装置ユニット」と「イオン交換樹脂塔ユニット」の2ユニットで構成されています。

「除濁装置ユニット」は、処理対象水の中に含まれるPFOS・PFOAを効率よく除去する上で阻害要因となる微細な砂やゴミなどの懸濁物を取り除く装置です。その後工程である「イオン交換樹脂塔ユニット」は、PFOS・PFOA処理専用に開発されたイオン交換樹脂が充填されており、PFAS類を効率的に除去する装置です。
詳細は、下記URLをご参照ください。
https://www.maeda.co.jp/tech_service/detail/de-pops_ion.html
※)関連情報
・ 2025年9月22日 東京工科大学 八王子キャンパスにおけるPFOS漏洩事案への対応について
https://www.maeda.co.jp/news/2025/09/22/5679.html
・2025年8月18日 京都環境保全公社とのPFAS低減に向けた実証試験実施について
https://www.maeda.co.jp/news/2025/08/18/5382.html
・ PFAS吸着処理 システム防衛施設学会賞ミリタリーエンジニアテクノフェア賞受賞
https://www.maeda.co.jp/news/2024/07/05/5520.html
<問い合わせ先>
インフロニア・ホールディングス株式会社
(前田建設 広報担当)
E-Mail:maeda-release@jcity.maeda.co.jp