食品関連施設エンジニアリング

豊富な実績をもとお客様に最適な食品施設をご提供いたします。

HACCPの制度化により広く食品施設全般にHACCPの考え方が求められるようになりました。前田建設では、施設を衛生的かつ経済的に無理なく運営管理するためには、建物・設備の「ハード」と管理・運用の「ソフト」のバランスが重要と考えています。これまで培った豊富な実績をもとに、お客様に最適な施設をご提供いたします。

前田建設のHACCPトータルエンジニアリング「Re-HACCP」

食品施設には、衛生面、効率面、快適性、安全性など多くのことが求められますが、製品の温度管理と作業者の温度環境、フードディフェンスと見学者対応、など相反する要素をいかに両立させて形にするかがポイントです。

前田建設では、お客様の製造品目や製造方法及び運用管理を十分に理解し、全てを建物・設備だけで実現するのではなく、お客様の管理・運用とのバランスを考慮して運用に無理のない合理的(Reasonable)な施設を提案します。

※Re-HACCP:HACCPを再確認し(Reconfirm)、運用に無理のない最適な(Reasonable)HACCPを構築する前田建設独自のコンセプトキーワード

食品施設に必要な要素

  • 衛生面:清掃しやすさ、洗浄性、明確なゾーニング、手洗、更衣しやすさ、結露対策、防虫対策、アレルギー対策など
  • 効率面:明快な動線、搬送方法、保管スペース、自動化、ロボット化、メンテナンス性など
  • 快適性:作業員の温湿度環境など
  • 安全性:フードディフェンス、見学対応、災害対応、BCPなど
前田建設のHACCPトータルエンジニアリング「Re-HACCP」
前田建設のHACCPトータルエンジニアリング「Re-HACCP」

HACCP制度化と国際認証

国内では、食品衛生法の改正に基づき、令和2年からHACCPに沿った衛生管理が制度化されました。食品等の事業者様は業種やその規模に応じて「HACCPに基づく衛生管理」または「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」のいずれかの衛生管理を実施することが求められます。

グローバルに展開する場合には、ISO22000やFSSC22000、米国FSMAへの対応などさらに高度な対応が求められるようになってきています。

食品関連施設の実績

HACCPや各種食品安全規格に対応した食品関連施設の一例をご紹介します。食肉をはじめとし、食品加工、水産、総菜、調味料、製パン、製菓、飲料、給食など広く実績がございます。

食肉センターでのエンジニアリング事例

前田建設のエンジニアリング事例として、石川県金沢食肉流通センターの事例をご紹介します。コンサルティングから設計、施工、運用、保守までトータルでご提供いたしました。