ichroaは、前田建設工業の登録商標です

ichroa

アイクロア

【ichroa (アイクロア) 】は前田建設工業が開発した施設履歴管理システムです。

アイクロアは、施設の管理担当者が、日々発生する各種履歴を容易に記録、保存できる、インターネットを利用したシステムです。修繕情報や文書(写真、報告書、設備類の取扱説明書含む)は、テキストや電子ファイルとしてサーバーに保存されます。将来の施設管理に必要となる情報が、おのずと蓄積·一元化されるので、施設所有者の施設管理業務を効率化できます。

また、施設の管理や維持の情報把握が直感的になるBIM連携、エネルギーのリアルタイム表示・使用量の把握ができるエネルギーの連携など、新しい連携により「予防保全」計画立案が効率化されます。

2011年9月より運用を開始し、現在施設管理で260以上、道路などのインフラ管理で1地区の運用実績があります。

アイクロアを活用した施設管理により、管理業務の効率化、エネルギー使用量の削減や計画的な修繕などが実現できます。さらに長期間継続して活用することにより、施設のライフサイクルコストの低減にもつながっていきます。

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アイクロアを活用した施設の維持管理

機能

【アイクロア】には主に以下の機能があります。

①基本情報 <管理する施設の基本情報>
②電子書庫 <ユーザーごとに閲覧権限設定が可能なデータの保存庫>
②施設日誌 <修繕、改善情報の記録保存>
③施設管理・管理工程 <保全情報の記録保存>
④エネルギー管理 <エネルギー使用量の記録保存、リアルタイム表示>
⑤カレンダー <管理工程・施設日誌・行事管理などの登録スケジュールを表示>
⑥現地情報管理 <管理する建物のリアルタイムの現地確認>
⑦検索 <書類の中身や画像などの全文検索機能と検索補助ワード付きの機能内検索>
⑧分析 <修繕の傾向の簡易分析>
⑨地図連携 <Google Mapとの連携による施設情報・施設日誌の「見える化」>
⑩BIM連携 <施設情報・施設日誌の電子付箋による「見える化」>

マネジメント

従来の施設管理は、施設の修繕が発生する度に点検・工事をして、紙により記録をしており、情報を蓄積して水平展開しにくい課題があげられます。

アイクロアではその情報管理に注目をし、ICTの活用により修繕や日々の施設管理の情報を蓄積していきます。その蓄積情報から修繕の傾向などの事実を把握し、先を見据えた修繕計画などの対策を練ることができます。

システム自体はWEBによる運用で、操作性も直感的に操作できる画面構成として、どこからでも情報にアクセスできるシステムです。

ichroa×BIM
ichroa×エネルギー

アイクロアのオプションとして、BIMとの連携、エネルギーとの連携があります。

BIMとの連携では保存された情報をBIMモデル上で可視化できる『電子付箋』機能があります。BIMとアイクロアが双方向にリンクしているため、実際の建物に付箋が貼られているかのようにわかりやすい各種情報の確認、閲覧が可能となり、検索も容易なことから、施設の管理や維持の情報把握が直観的となり、「予防保全」計画立案の効率化につながります。

エネルギーとの連携ではセンサーを各所に取付けることにより、太陽光発電量や電力・油などの消費エネルギーをリアルタイムにアイクロアで表示することができます。蓄積したデータ分析することで、エネルギー使用量の削減や計画的な修繕などに活用できます。

ichroa導入事例

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