2026年04月24日東京工科大学 八王子キャンパスにおけるPFOS漏洩事案に関する当社対応工事の完了についてNEW

 前田建設工業株式会社(本店:東京都千代田区、社長:前田操治、以下「当社」)は、学校法人片柳学園(東京都大田区、理事長:千葉茂)が運営する東京工科大学(以下、「大学」)の八王子キャンパス(以下、「キャンパス」)の敷地内において、2025年7月10日に発生したPFOSを含む泡消火剤の漏洩事案(以下、「本事案」)に関し、当社が請け負った復旧対応工事を、2026年3月末をもって完了しましたのでお知らせします。

 

 本事案において、当社は大学よりご相談をいただいた直後から、緊急対応として自社開発のPFOS・PFOA吸着処理システム「De-POP’s ION®」を用いて、環境省が定める指針値(PFOSおよびPFOAの合計で50ng/L)を下回る水質基準を満たす浄化システムを迅速に構築しました。
 当社がこれまでにPFOS除去実績で培ってきた現場対応力と技術力を最大限に活かし、本事案発生から2か月後の2025年9月からキャンパスの通常利用再開が可能となりました。以降も継続的な水質モニタリングを実施し、指針値を十分に下回る水質が安定的に維持されていることを確認したことから、大学との協議を経て、当社が請け負った対応工事について完了の確認を行いました。
 なお、キャンパス内の調整池に関する対応については、現在も他社により作業が継続して実施されており、本事案に関するすべての環境対策が完了したことを示すものではありません。
 当社は今後も、PFASをはじめとする環境分野における社会課題の解決に向け、技術開発および環境対策への貢献を継続してまいります。

 


  写真1 「De-POP’s ION」設置状況

 

<De-POP’s ION®の特徴>
 PFOS・PFOA吸着処理システム「De-POP’s ION®」(写真1)は、「除濁装置ユニット」と「イオン交換樹脂塔ユニット」の2ユニットで構成されています。

 

 「除濁装置ユニット」は、処理対象水の中に含まれるPFOS・PFOAを効率よく除去する上で阻害要因となる微細な砂やゴミなどの懸濁物を取り除く装置です。その後工程である「イオン交換樹脂塔ユニット」は、PFOS・PFOA処理専用に開発されたイオン交換樹脂が充填されており、PFAS類を効率的に除去する装置です。

 

詳細は、下記URLをご参照ください。
https://www.maeda.co.jp/tech_service/detail/de-pops_ion.html

 

※関連情報

・ 2026年4月8日 沖縄県庁舎における泡消火薬剤流出対策について
 https://www.maeda.co.jp/news/2026/04/08/5734.html
・2026年1月30日 「沖縄県企業局と連携し、PFAS浄化実証試験を開始」
 https://www.maeda.co.jp/news/2026/01/30/5720.html
・ 2026年1月22日 「PFOS/PFOAが混入した消火用貯水槽の機能正常化への取り組み」 
 第9回インフラメンテナンス大賞 「防衛省特別賞」を受賞
 https://www.maeda.co.jp/news/2026/01/22/5715.html

・ 2025年10月28日 防衛省基地内からのPFOS/PFOA排水対策検討業務を受注
 https://www.maeda.co.jp/news/2025/10/28/5692.html

・ 2025年9月22日 東京工科大学 八王子キャンパスにおけるPFOS漏洩事案への対応について
 https://www.maeda.co.jp/news/2025/09/22/5679.html

・2025年8月18日 京都環境保全公社とのPFAS低減に向けた実証試験実施について
 https://www.maeda.co.jp/news/2025/08/18/5382.html

・ 2024年7月5日 PFAS吸着処理 システム防衛施設学会賞ミリタリーエンジニアテクノフェア賞受賞
 https://www.maeda.co.jp/news/2024/07/05/5520.html

 

<問い合わせ先>
インフロニア・ホールディングス株式会社
(前田建設 広報担当)
E-Mail:infroneer-release@infroneer.com

 

東京工科大学 八王子キャンパスにおけるPFOS漏洩事案に関する当社対応工事の完了について

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