働きやすく、
働きがいのある
職場をめざして
前田建設工業は、職員一人ひとりが日々の業務で最大限の能力を発揮できるよう多様性を尊重し、「誰もが働きやすく、働きがいのある職場づくり」を目指して、ダイバーシティを推進しています。
「生活と仕事の両立支援のしくみづくり」や「女性活躍推進」などの取り組みからスタートしましたが、現在では、「男女を問わず、上司や職場と共に生活と仕事の両立を目指す」ステージへと進展しています。
ダイバーシティへの取り組み
- 働きやすさ支援・次世代育成支援のしくみづくり
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出産・育児、介護、病気や障害・通院等と仕事を両立する職員をサポートするため、当社は法定以上の支援制度を構築しています。
加えて、各種制度をわかりやすく解説することを目的として、「MAEDA ライフサポートブック」を発行しました。
次世代育成支援対策も継続的に推進しており、2012年に取得した「くるみんマーク」を2017年に再取得しました。また、2017年4月より「不妊治療費用貸付」を開始しています
- 男性の育休を支える独自の
有給育児休暇がスタート -
2022年10月1日に改正された育児介護休業法により“産後パパ育休(出生時育児休業)”が創設され、子どもの出生後8週間以内に最大4週間の休業を育児休業とは別に取得できるようになりました。
前田建設では、法律で規定する4週間の“産後パパ育休”に加えて、20日の休暇が取得できるように制度を充実させています。またその取得は特別な理由がない限りは必須になっています。
それぞれの家庭に合わせて多様な働き方・休み方が選択できるようになります。
主なワークライフバランス制度
- 法律を上回る育児休業制度、介護休業制度
- 特別休暇(配偶者の出産休暇、子女の看護休暇、妊婦の通院休暇、育児休暇)
- フレックスタイム制
- テレワークの推進
- 出産・育児を理由に退職した社員の再雇用制度
- ボランティア休暇・休職制度
- 多様な短時間勤務制度
- 定年再雇用制度
- 介護と仕事の両立支援
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仕事と生活の両立に向けて、介護に関する正しい知識と情報を得ることを目的として、2016年より本支店で「介護に関するセミナー」を開催しています。
- 多様な働き方支援
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病気・障害・通院・家庭の事情など様々な理由により、通常の労働日、労働時間、就労場所での勤務が著しく困難な場合は、労働日、労働時間、就労場所等本人の希望に応じて仕事と両立できる『フレキシブル・ワーク制度』を導入しています。
- 女性活躍推進
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2016年度には職場全体のダイバーシティ推進を目的として、女性基幹職と上司を対象とする「キャリアアップフォーラム」を開催しました。
また、支店ごと、もしくは複数支店が共同で、女性社員による現場パトロールを実施し、より女性が働きやすい環境醸成に努めています。
さらに、会社の枠を超えた取り組みとして、2017年に協力会社でつくる組織「前友会」に、前友会の女性経営者をメンバーとした建設女性部会を創設しました。当社女性職員や前友会の女性技能労働者、女性経営者が一体となって、男女問わず魅力的な職場環境づくりを目指し、定期的な会合や現場パトロールを実施しています。
日本建設業連合会「けんせつ小町委員会」が中心となって推進している「女性が働きやすい現場環境整備」などへの取り組みに加えて、内閣府などが推進する「リコチャレ」にも積極的に参画しています。
ワークスタイル変革への取り組み
- MAEDAライフサポートブック
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「子育て」・「介護」・「自己啓発・地域貢献」といった人生のステージやライフデザインにスポットをあて、仕事との両立について、「個々の社員の視点」・「上司(イクボス)・同僚の視点」「ご家族の視点」を心掛けたコンテンツを織り込んでいます。
- えるぼし取得
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女性活躍推進法に基づく厚生労働省認定(通称:えるぼし)の「2段階」を2016年に取得しています。
さらに、不妊治療費用の貸付やフレキシブルワーク・スマートワークなど様々な制度を充実させ、家庭と仕事の両立を支援しています。
前田建設工業のワークライフバランスの本質は、仕事と生活のどちらかに偏るのではなく、社会的活動を含めたライフとワークの充実が生み出す相乗効果にあるものと定義しています。
生産性向上と働き方改革を共に実現すべく、社員のワークライフバランス支援施策をこれからも進めてまいります。